ホセ・ムヒカ。

「お金をたくさん持っている人は、政治の世界から追放されるべきだ」

これは、ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が、スペイン語版CNNのインタビューで語った言葉だ。「私たちは、代表民主制と呼ばれるものを発明しました。これは、多数派の人が決定権を持つ世界だと私たちは言います」と、ムヒカ大統領はインタビューの中で述べている。「ならば、私たち(各国の指導者たち)は、少数派ではなく多数派のような暮らしをすべきだと私には思えるのです」BBCは、2012年に掲載した有名な記事の中で、ムヒカ大統領は自分が得る給与90%を慈善事業に寄付していると報じ、「世界一貧しい大統領」と呼んだ。この話は、アメリカと比べてあまりに対照的だ。アメリカでは、議員たちが所有する資産の中央値は100万ドル(約1億円)を超えている。企業は、政治活動への寄付に関して、個人とほとんど同じ権利を与えられている。「赤いじゅうたんの上で、人々はこんな風にふるまっている」とムヒカ大統領は言いながら、コンサートで演奏するミュージシャンの真似をして見せた。「そうしたことは、すべて封建時代の名残です。それに、大統領を取り囲むスタッフは、まるで昔の臣下のようです」ムヒカ大統領は、裕福な人々そのものを嫌っているわけではないと言う。ただし、お金持ちではない多数派の人々の利益を代表するという仕事を、裕福な人々がうまくできるとは考えていないのだ。「政治の世界では、彼らを分け隔てる必要があります。お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。彼らは政治の世界では危険です。(中略)お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです」「彼ら(裕福な人々)は世界を、彼らの視点、つまりお金の視点から捉えます。たとえ善意に基づいて取り組んでいるときでも、彼らの世界観、生活観、それに何かを決定する観点を提供するものは、お金です。私たちの住む世界が多数派によって統治されなければならないとするなら、私たちは自らの視点の拠り所を、少数派ではなく多数派の視点に置くよう努力する必要があります」ムヒカ大統領は、富の象徴となるものを拒否していることでよく知られている。また、スペイン語放送局によるインタビューで、大統領がネクタイの着用を激しく批判したシーンは有名だ。「ネクタイなんて、首を圧迫する無用なボロ切れです」とムヒカ大統領はそのインタビューで語った。「私は、消費主義を敵視しています。現代の超消費主義のおかげで、私たちは最も肝心なことを忘れてしまい、人としての能力を、人類の幸福とはほとんど関係がないことに無駄使いしているのです」大統領は公邸に住んでおらず、首都モンテビデオのはずれにある小さな農場で生計を立てている。ウルグアイ上院議員である妻のルシア・トポランスキー氏、それに3本足の犬「マニュエラ」と暮らしている。大統領が物質主義を拒む理由は、農場の花の世話をしたり、野外で仕事をしたりするといった、自分が情熱を注いでることを楽しむ時間が奪われるからだという。ムヒカ大統領は1935年生まれの79歳。貧困家庭に生まれ、家畜の世話や花売りなどで家計を助けながら育った。1960年代に入って都市ゲリラ組織「ツパマロス」に加入。1972年に逮捕された際には、軍事政権が終わるまで13年近く収監された。2009年に大統領選挙で当選し、2010年3月から大統領となっている。2012年のリオ会議で行った講演(日本語版記事)は有名になった。この記事は最初にハフポストUS版に掲載されたものです。来日の目的は、日本に学ぶ事と日本人に問いたい事だと言う。果たして私たちは彼に胸を張って答えられるだろうか。むしろ日本人の私たちの方が、彼から、見栄も権力も、何も持たない強さを学んだ。

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朝里トンネル着工。

本年度中に新小樽~札幌間で新幹線のトンネル工事を着工するらしい。そこまで来ている新幹線も2030年度には札幌まで伸長開業となる予定だ。札幌までのルートは80%がトンネルだと言うが、雪の多い北海道の新幹線には好都合のシェルター代わりとなる。大昔に朝里のカメラマンの友人が自分の山にトンネルができる話をしていたが、あれから数十年。いよいよ本当の話になった。彼は今、どうしているのか、近々会ってその辺りのいきさつなど聞いてみたい。

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インターネット文化塾㊶ i Mac

ブート・キャンプをインストール済みの i Mac の調整を仕事の隙間で、少しづつ手掛けてはいるが、先日は指定フォント移植で、現行のi Macで、トラブってしまい大変な目に遭った。今回はフォントの件は後回しにして、社内のプリンターへの接続を実施。プリンター・ドライバーを、Mac 版と、Windows 版の双方に設定。これでようやく作業可能になった。週末掲載の新聞広告やパンフレットの制作作業で現在混みあっているので、週明けには落ち着いてフォント部分の調整をしようと思う。金曜日には東京の大手代理店の方と会う事にしており、今週もスケジュール満杯だ。来週からは、i Mac の27インチ・モニター2台が僕のデスクに並ぶ事になる。しかし、ちょっとだけ不安もある。実は昨日、プリンター・ドライバー設定後の再起動でWindows 版が立ち上がらなかったからだ。何度か再起動して戻ったが、Windows が突然クラッシュ?Mac 版もクラッシュなどとなれば大変。そのためにも即、自動的に保存できるアプリを探さなければと考えて居る。いずれの外付けHDの用意は既にしてある。

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光陰矢の如し。

今年も、既に矢より早く、4月に突入している。一年の3分の一が終わろうとしている事を知って、あらためて驚く。考えてみれば今年は一月のモーターショーから始まり、おおよそ切れ目が無いくらい多忙な毎日。春を待ち焦がれてはいたが、のんびりドライブなどして、少しでも春を感じ取れる余裕も欲しいと思う。暑い夏が来る前に。

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忙中、忙あり。

不思議な事に、月末になると多忙になる傾向が続いている。先月の多忙を極めた峠を過ぎてホッと一安心する暇もなく、急ぎの制作ものが5~6件発生。どれを優先するかより、一つづつ確実に片づけるしか方法はない。年度変わりで原稿内容にも、制度改訂やら、いろいろな新たな変化が求められ慎重に成らざるを得ない。3月はクライアント様の売り上げも好調で目標を100%超えとの事。僕たちの新聞広告制作も、どうやら売り上げに貢献できたようだ。4月も貢献できるよう今日から新聞広告やカタログ制作作業を開始する。TURBO全開!

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