(54)インターネット文化塾 「ブックマークレット」

これは、他のサイトを自分のブログで紹介したい時、簡単にリンクを紹介できる機能です。気に入ったサイトがあったら、閲覧中にブックマークレットのスイッチをクリックすると、その場に自分のブログの編集画面が表れます。サイトの名前やURLが、すでにリンク文字で書かれているので、後はその場で感想などを書いてもいいし、そのまま下書き保存して覚書にすることもできます。
例えば今見ているこのページでブックマークレットのボタンをクリックすると、「情報源:北海道広告電子瓦版/広告のこと・北海道のこと・商品開発まで」という内容が、このアドレスへのリンクとして書き込まれた状態で編集画面が表れます。ブログ専用の機能ではないですが、大抵のブログに用意されています。WORDPRESSでは、最初から使える状態ではありませんが、「ツール」の中の「PRESS THIS」という項目を開くと、すぐ使用できるようになります。

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(53)インターネット文化塾 「トラックバック」

ブログは単なる日記ではありません。文章や画像を表示するだけでなく、ネット上のコミュニケーションを助ける様々な機能があります。そういうブログ独自の機能としては、前回説明した「RSS」の他に「トラックバック」があります。
トラックバックとは、「他のブログに対して、自分のブログへのリンクを張ってもらう機能」です。言葉にすると簡単ですが、ニュアンスがわかりにくい機能です。また、ブログの誕生当初は「ブログとはトラックバックのこと」とまで言われていたのですが、最近は使われなくなりました。

具体的には、文化人などのブログの文章を引用して自分のブログ記事を書いた時に、引用元のブログに対して「ここの文章を引用したので、自分のブログにリンクを張ってほしい」と要望を出し、相手がリンクを作る、この作業を簡単に行なうのがトラックバック機能です。なぜそんなものが必要なのか、危険じゃないのかと思う方には、ブログの歴史を説明しなければなりません。

2001年、アメリカで同時多発テロが勃発しました。人々はニュースだけで満足せず、自分の見聞きしたことをネットにアップしたり、探し求めたりしました。多くの人が正しい情報を探し回っている中で、新しい情報を一刻も早く広めなければならない。そこでトラックバックで引用しあった情報発信者同士を結びつけて、誰もがより広範囲から情報をたどってまわりやすいようにしました。いわばネットユーザーの必死の思いから生まれた機能だったのです。

今同じようなことになったら必死に検索をかけるでしょうが、当時は検索エンジンが今ほどタイムリーな情報を提供できませんでした。また当時は、信頼のおけるサイトのリンク集から新しい情報源を見つける、いわゆるネットサーフィンがまだまだ情報収集の主流でしたから、いわば超特急でリンク集のネットワークを作るトラックバックが、重視されたわけです。
ただし、現在においても、検索エンジンやSNSは、所詮は特定企業の提供するサービスです。ネットリテラシーから言えば、どんなバイアスがかかっているか分かりません。より生の体験談、よりしっかりした権威からの発表や意見が必要というときには、信頼のおけるサイトからのリンクをたどるほうが確かです。検索エンジンを使って、結局メディアの発表を読むだけでは、何のためのネットかわかりません。その意味ではトラックバックの精神は今でも生きています。

ではなぜ廃れてしまったかというと、モラルやセキュリティの問題が起こったためです。何しろ何百万アクセスもあるような有名人のブログにトラックバックすると、たちまち自サイトのランクがあがり、相当数のアクセスが発生します。SEO利用、広告への誘導や危険なウィルスの配布など、さまざまな問題が発生しました。トラックバックは先方の承認がなければリンクされませんが、当初は無条件につなげてあげるのがいわばマナーだったのが、すぐにチェックが厳重になったり禁止になったりしました。

現在、WORDPRESSのような代表的なブログには、デフォルトではトラックバック機能がついていません。プログラムをいじったり、プラグインをインストールしないといけないようです。いささか乱暴な機能だったのでなくなるのは仕方ないですが、情報収集が検索エンジンやSNSに頼りっぱなしというのは、ちょっと寂しい気もします。

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(52)インターネット文化塾 「RSS」

RSSとは、サイトの更新お知らせ機能です。不定期に更新するサイトを購読している場合、1カ所ならお気に入りから見に行けば済みますが、何カ所もチェックしていると、手間が大変です。しかもサイトごとにデザインが違うので、新しい情報を見落とす場合もあります。

RSSは、複数のサイトから、更新された情報だけをピックアップして、タイトルと本文の一部、メイン写真を一覧表示する機能です。一般的なサイトでは、記事本体の他に、タイトルや本文の見出しだけを別に公開しているので、「RSSリーダー」というアプリケーションがそれを拾って回ります。

RSSリーダーには何種類もあって機能もさまざまですが、Google Chromeの代表的な拡張機能「FEEDLY MINI」の場合は、ブラウザのボタンを押すと、登録してあるサイトのRSSを読み込んで、未読のものだけを一覧表示します。更新された記事は元サイトまで行かずに、RSSリーダーの画面で読んでしまうことも可能です。レイアウトの違うサイトの記事も、見出し、メイン写真、本文と、同じスタイルに並べて一読むことができるので効率的です。

FACEBOOKなどのSNSには同様の機能がついていて、RSSはどちらかというと古い仕組みですが、それらをやってない人や、対応してないサイトの更新をチェックするには、RSSのほうが便利です。

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校正。

あれだけ慎重に校正をしたつもりの原稿にも間違いはあるものです。あれだけたくさんの方々宛に校正依頼したのですが,返信は一件だけでした。従って再度チェックをして新たに二カ所の誤りを見つけました。そこで訂正した改訂版データを印刷に入れたはずなのですが,一晩眠って,朝起き掛けに嫌な予感がしました。原稿中の最後の方のスペック数字の一部が間違っているのではないだろうか?と疑問を持ったのです。朝のコーヒーを入れて早速PCを開き,ネット検索でカタログの数値を確認したところ,思った通り一カ所間違っていました。早速その場で訂正して朝6時に印刷所に,重いデータなのでURLで再々送しました。担当者の方には朝早いので迷惑を掛けるといけないと思い携帯電話にショートメールを入れておきました。さて?間に合うかどうか?心配していましたが,出勤途中に電話があり,どうやら印刷直前だったらしく間に合わせてくれました。これで,やっとホッとしました。明日の昼には印刷が上がりますから,DM出し作業の手配をして明日中に投函です。何度も経験している事ですが,校正は何度見てもなかなか安心できません。

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もう半月が過ぎました。

お正月はあっと言う間に過ぎて,気が付けばもう半月がすぎました。仕事の方は去年の流れで動いていますが,今年は1月に大きなイベントも無く,比較的静かです。一昨日発生の急ぎの突発作業も先ほど終了して,原稿データをURLで印刷会社に送稿したまでは良かったのですが,外出したその直後クライアント様からの訂正連絡が入り,外出先で鞄のPC(14.5インチ)を取り出して修正作業をして,ポケットWi‐Fiルーターで印刷会社とクライアント様へ再送して,今ホッとしたところです。北海道の冬季は,雪道をクルマで走り回っても渋滞やスリップなど危険で,約束も時間通りには行きません。ですから,モバイルPCはこんな時に重宝ですね。僕のMacBookPCはMacOSXとWindowsOS10の両方が切り替え再起動で使えるのでエクセルなどOfficeを使う場合も,制作ソフトを使う場合にも,非常に便利です。明日はラジオの中継立ち合いが午後からありますので,早出してMC用原稿の制作です。2月に入っても28日間しかありませんから,アッと言う間に3月が来そうですね。

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