月面道路。

22日から降り続いている雪はどんどん積り、夜も朝も日中も除雪作業に追われた。最近の雪は重くて投雪機械(スノースロワー)でも飛びにくく厄介だ。手作業も軟な肉体にはこたえる。お蔭で、体の筋々が痛む。冬期間しばらくは、この重労働から解放される事はないだろう。23日は祝日で良かったが、年末のあわただしいスケジュールもあり、じっと休んでもいられず午後からクルマで出かけたが、都心まで3時間も掛かってしまった。理由は道路の両端がすり鉢状ですれ違いできず、少し広いところで対向車同士が譲り合わなければならない事と接触事故が頻繁に起きて警察車両の出動で迂回を強いられた事と、さらに道路は月面のようで、平地でさえタイヤが空転して脱出できなかったり、坂道ではトラックやバスや乗用車が登れない状態で交通は大混乱だった。夕方にススキノを通ったが、のんきな酔客たちは大勢居るものの、タクシーの運転手がスコップでタイヤ前後を掘り起こして脱出を図っていたし、宅配のトラックも見動きできずに大混乱だった。交通量の少ない午後8時半頃を狙って帰宅したが、雪は相変わらず降り続き、月面状態の国道は緊張の連続だった。今朝も大量の積雪で今から除雪作業開始だ。こんな時こそ、先日提案済みの「空中鉄」と「地下鉄」の連携が有効な交通手段になる。

カテゴリー: アイデア・フラッシュ | コメントする

(51)インターネット文化塾 「ネットは無線ではなく、有線です」

私達の携帯電話やスマホ は、無線で通話しているように見えますが、無線で通話しているのは、無線基地局までの間で、そこから先は有線ケーブルなのです。インターネットのネットワークは、具体的には「光ケーブル」が地上を走っているのです。 そして、大陸間は「海底ケーブル」でつながっているのです。ケーブルですから破損することも、破壊されることもあるわけです。 だから、どこかで破損しても回り道でも行けるような仕組みになっているのです。途中でなくなってしまうことはないかと心配でしょう。 だからパケットに小分けして送り、その一部がなくなったりしたら、到着先から一部の パケットが着いてないよ、と連絡がくるようになっているので、その部分だけを送り直しするようになっているらしいです。東北大震災の時に、無線基地局が流されたり、壊れたところでは、インターネットにつなげることが出来ないので、メールもできなかったのです。 だから出来たところは、無線基地局がかろうじて生き残ったところでした。携帯電話には、衛星を使ったものがありますが、当時の東北地方の市町村や学校には、衛星電話は備えてなかったようです。それなら、携帯電話も、インターネットも、全部衛星通信にしてしまえばということになりますが、衛星が撃ち落とされたりしたら、通信不能になるし、雪が降ったり、台風が来ると、衛星放送が受信できなくなることから、わかるように、今の技術では、まだ不安定な通信システムなのです。だから携帯電話もインターネットも有線なのです。無線 LAN の一種である Wi-Fi は、「無線」 ではないか?、と思う人もいるでしょう。家庭で無線ルータ(Wi-Hi) を使うには、まずはNTT などと契約して、家庭内にまで光ファイバーのケーブルをひいてもらって、それについてくるルータ (分配器) に、Wi-Fi ルータを接続して、その Wi-Fi ルータと スマホやタブレットの間だけが、ちょうど携帯電話と無線基地局の間のように、無線でつながっているだけです。外出先で Wi-Fi電波を拾えない場合に使用するポケット Wi-Fiルータ(ポケット型やUSB型など)も同じで そのルータが基地局と同じで、スイッチを切ったり、離れたりすると交信は絶たれます。一方LANケーブルで接続する方法を「社内LAN」とか言いますがLocal Area Network の略で、この local は 「地方」 ではなく、限られた身の回りの場所のことです。 ここでは、Wi-Hi ルータの電波が届く範囲の local area のことです。local が、いかに狭い範囲の意味に使われるかは、体の一部の痛みを「local pain」 と言ったり局所麻酔が「local anesthesia 」と言うことでも納得できるでしょう。またインターネットにアクセスするには、IP アドレスが必要です。インターネットにアクセスする目的のひとつは、そこからいろいろな情報を得るためです。その情報源にアクセスして、情報が欲しいと注文します。情報というと、いかにも 難しいですが、こういう 「動画」 が見たい、こういう 「音楽」 が聴きたい、こういう 「作品」 が見たい、こういう 「ゲーム」 がしたい、というのも、インターネット上では、全て 「情報」 です。その情報を届けてもらうには、住所がわからなくては届けられません。IP アドレスというのは、「届け先住所」 だと考えるとわかりやすいでしょう。 インターネットに接続するために、プロバイダと契約した時点で そのプロバイダがちゃんと私たちのパソコンに IP アドレスをつけてくれます。 光ファイバーなどを敷いてくれる NTTは、プロバイダではなくて、まずそれを敷いてから契約する、例えばOCNなどです。そのプロバイダが IP アドレスを管理しているのです。となると、皆さんがもっている スマホやタブレット はどうですか。「設定」 かどこかで調べてみると、そのデバイス(機器)の IP アドレスが書いてあるはずです。将来新しい仕組みになって、無限の割り当てができるようになる、ということです。 そうなると、家電から、自動車から、あらゆるものに IP アドレスを割り当てて、インターネットにつなぐことができることになります。 ここまでは既に実現していたかも知れませんが?。例えば人の脳などに、小型PCを埋めて、IP アドレスを割り当てる時代が来るかもしれませんよ。(ちょっと怖い感じですが)AI(人口頭脳)が話題になっている時代です。学歴偏重など無くなるかもしれませんよ。

カテゴリー: インターネット | コメントする

北方領土。

北海道に住み着いて間もなく、北方領土の書籍資料を読んだ。あれから数十年も経つが、未だに平行線のままで変化はない。北方領土に住み着いている、ほとんどのロシアの島民の口からは、日本に引き渡せばアメリカの軍事基地ができるとか、長く住み着いているから島から離れたくないし、日本に返して欲しくない。など年月が問題を難しくしている。考えてみれば、我々も北海道に長く住んでいるが、先住民族のアイヌの人たちに「島を返せ」と言われて、当然いまさら返せないと思うだろう。長引くと長引くほど「真実は曲げられて、事実となる」ようだ。

カテゴリー: 北海道スタンダード | 2件のコメント

ロシア式?。

昨日は、プーチン氏が数時間遅れでやって来た。巌流島の武蔵よろしく悠々と現れたが、我慢強く、腹の内は見せない国民性の我が国の関係者や地元山口の人たちは寒空に気をもんだことだろう。表向きには国家間の大切な会談とは言え、秘密会議的要素が強く、夜の温泉旅館で一体何が約束されるのかが心配だ。北方領土返還への希望も2島でさえロシア側に主権を握られる結果は既に見えているし、わが地元北海道では、返還の夢はほぼ諦めの状態となってしまった。日本酒を飲みながら?それともお互いが素っ裸で湯船につかりながらなのか?真実は通訳にしかわからないが、この後、東京でのお互いの口裏合わせの発表は?アメリカにも中国にとっても、私たち国民や道民以上に興味を持たれる事は間違いなさそうだ。高橋知事も直接会う機会を画策しているようだが、我が国の領土も70余年も実行支配されれば、時すでに遅しの感も否めない。ここまでこじれた原因はお互いの元首交代のたびに約束が無効化してきたからで、前進と思えば後退を繰り返しているからだろう。政府発表を待つまでもなく我が国の国益には程遠くなりそうだ。

カテゴリー: 北海道スタンダード | コメントする

空中鉄と言う交通機関。

今年の12月は雪が多い。先日の65cmの積雪は大正以来と言われるほどで、あの市電のササラ電車も手に負えなかったらしい。湿雪が降るようになった近年の北海道。除雪の方法も再検討をしなければならないところまで来ているようだ。。これまでは想定外で片付けられたが、今後はそうも言えなくなった。雪に強い乗り物は現状では、地下鉄以外にないと思うが、市電のループ化の前に、もっとすべきことがあったのではなかったのか。それでも市電にこだわるならば、僕が前回提案した「グレーチング・ロード」を電車の軌道に応用すればいい。冬季オリンピック誘致も、これだけ渋滞する街では開催さえ難しいのではないだろうか。道路両サイドの雪山で狭くなった道幅とクレーターのような悪路で、昨日も東11丁目から東3丁目までクルマで30分もかかってしまった。冬の交通手段を早く整備しなければ、冬期間の経済活動にも大きな影響がでている。札幌の現状の地下鉄では路線が少なすぎるし、どこに行くにも不便だ。環状地下鉄路線でもあればもっと住みよくなるはずだが。地下鉄工事に膨大な予算が必要で不可能と言うのであれば、「ロープウエー方式」がいいのではないだろうか。鉄塔とワイヤーや駆動モーター、停留所の建物も、ゴンドラも、地下鉄ほど建設工事費や設備費は掛からないと思うし、除雪の心配もなく、渋滞も無い。雪には強い乗り物の証拠に、世界中の多雪厳寒の山岳地帯のスキー場などで活躍証明済みだ。

カテゴリー: アイデア・フラッシュ, セールス・プロモーション, マーケティング北海道 | コメントする