「スリップ防止!」

昨夜もふわっと薄く積もった雪に油断して不覚にも転倒してしまった。圧雪の表面が日中溶けて表面がピカピカツルツルだ。クルマもブレーキングでステアリングとは無関係に慣性のままズルズルと滑ってガードレールにぶつかりそうになった。今朝は6:00から町内のゴミネット貼り当番。長靴で数十メートル先に行くのに大変な目に遭った。新しい冬靴で裏底は生ゴムでも、出勤前にクルマの側でまた転んだ。数年前に玄関の階段が氷で坂になっていて滑って肩を脱臼。リハビリまでした記憶が蘇った。ドサンコ(道産子)はこんな状況下でも「ペンギン歩き」で何とかクリアするが、今朝は特別スケート・リンク級のミラー・バーンだ。幼少の頃、僕は福井の田舎の豪雪地帯に住んでいたが、湿雪で雪質は違うものの表面が溶けて滑りやすかった。北陸地方の屋根雪下ろしは建物を守るための冬の必須作業だが、滑落防止の知恵として長靴に「荒縄」を巻いて縛って屋根に登った。田舎では米づくりの副産物「藁」を無駄なく活用していて、これはごく一部の優れた活用法だが、お洒落な現代っ子は「ムリムリ!」と言うに違いない。藁は都会では入手困難だが、デッキ・ブラシやタワシの材料で靴底やタイヤに加工など、コラボレーションできないか。大手タイヤメーカーは道内には無いが、ゴム靴メーカーやブラシメーカーなら道内にもある。クルマのタイヤも起毛加工できれば危険な思いをしなくて済む。中古タイヤ再生品として北海道の冬限定タイヤが可能なら資源再利用の観点からも歓迎される。先にアップした「氷上パークゴルフ」のボールの加工と共通点がある。きょうも小学生の列に、おそらくスリップした乗用車が突っ込んだとTVニュースが告げている。

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