S・Pカー?(ポスティング・カー)

S・P(セールス・プロモーション)の中でも、「ポスティング」は確実な情報伝達法だが、DMと違い、必ずしも狙ったエリアに到達するとは限らない。例えば、富裕層の多い住宅地には配布できない?。つまり、配布スタッフは配布エリアに比較的近いところに住む主婦の方などで、徒歩で配布可能範囲となっているからだ。まして富裕層のエリアに住む配布スタッフを募集と言うケースも難しい状況がある。従って配布スタッフは、車で行けば駐車に困り、自転車も足手まといとなり徒歩圏内での配布活動とならざるを得ない。そこで、新たな発想で乗り合い小型バスの「ポスティング・カー」が登場となれば、どうだろう。ポスティング・スタッフを乗せた小型バスが或る住宅地に差し掛かると、配布物を持ったスタッフが点々と降りて行く。配布エリア周辺をゆっくり走りながらの小型バスにスタッフが次々と戻ってくる。この繰り返しで配布エリアをクリアして行く。小型バスの中では配布物のオンデマンド印刷が行われる。既存のチラシやパンフレットではなく、配布エリア(地域)に合わせた内容の美しいレイアウトのオリジナル版だ(即、ゴミ箱に捨てられないための工夫)。例えばその地域の回覧板的内容も盛り込めば毎週発行などレギュラー化できる。必要なだけの配布物が印刷され、スタッフに手渡される仕組みだ。現在は、スタッフの都合に合わせた方法で、好きな時間に配布するスタッフには優しいシステムだが、ポスティングの主目的である主要エリアへの未配などの問題を残している。もかしてだけど、このポスティング・カーの外側が、デジタル・サイネージだとしたら、配布のためだけではなく、移動媒体としての相乗効果も十分期待できるし、また、オンデマンド印刷機搭載の代わりに保育士が搭乗すれば「託児所」の機能を満たし、子育て中の主婦の方も配布スタッフとして安心して働け、地域社会に貢献できる。ポスティングは戸口にダイレクトに届けられるが、マンションなどによっては郵便受けに投函禁止の場合も多々あり、必ずしも100%は到達はしないことを予め知っておかなければならない。

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