S・P(年始DM失敗談:その1)

これは、僕の作品ではないが、今後のご参考に、DMの失敗談をご紹介しよう。小泉首相の郵政民営化が実現した直後の年の瀬だった。僕は、いつものようにDM代行業務の一環で、自家用車に、封入作業を終えた年始DMを満載して郵便局へ向かった。数も多く、予算縮小の折、毎回「ゆうメール」を利用している。今回も「ゆうメール」のシールを貼ったDMの重い荷物を全部降ろしたその時だった。年配の担当の方がこう言った。「年賀の文字が入っていて、ゆうメールでは受けられないので持ち帰ってください!」と。途方に暮れた僕は重い荷物を積みなおして戻り、「年賀」の文字を消す大変な作業を内職の方々に頼み込んだ。おかげで「ゆうメール」にした意味が全く無い程の赤字仕事となっってしまった。東京の制作プロダクションで「ゆうメール」を利用することを知らず、全て「別納」扱いとの認識しかなかったのだろう。大晦日のあわただしい最中に起きたアクシデントだった。

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