マーケティング(社内市場?戦略)

マーケティングと言えば、一般的に「外部の販売市場に向けての調査や販売戦略」をイメージするが、ここでは「社内市場」を考えてみたい。社員であれば社内は「市場」では無いと思うかも知れないが、外部から観察してみよう。つまり社内は暗黙の組織で機能しており、当然ながら地位や立場によって、様々なタイプの人がいる。タイプは色々で一概には言えないが、外から見て「A.偉い人みたい」、「B.えらそうな人」、「C.態度の悪い人」など様々。Aタイプ、Bタイプ、Cタイプとも決して外部に向けて見せてはいないのだろうが、外部からは見えてしまう。管理職は内部に対して厳しいのは当然。ここでは、社員が外部に対してどう接しているかが問題である。例えば外部の取引業者に対して或る「一部社員」が立場を利用して「強要」や「問題発言」をしたとしよう。それを受けた取引業者からはさらに周囲に事情を話すことで広がり、巡りめぐって社内の「同僚たち」の耳にまで到達してしまう。こうなれば社内の「一部社員」の不正や独断的な言動が、会社全体のイメージダウンとなり、他の社員までが同類かと疑われてしまう。商品を販売する会社であれば、全員が販売員で無ければならない。「人を見たら誰でもお客様だと思え」だ。まずは社内から見つめ直すことも重要なマーケティングの基本戦略ではないだろうか。

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