最近ラジオの番組の内容構成にもFMとAMの違いがややなくなってきている。「音楽」を主としたFMだったはずだが最近ではラジオショッピングのような「CM番組」も多くなった。クライアントが付かなければ放送事業は成り立たないし、経営効率を上げるには仕方の無いことかも知れない。北海道の地域性は、広いが故にクルマ社会でもあり、都市間距離があり過ぎるため、広いエリアに瞬時に伝えるにはラジオが最適な媒体とも言える。新聞の「購読料」のように「聴取料」なるものは無いため、聴取者への負担はない。TVも広いエリアに瞬時に到達するメディアだが、TVにも言える事は、以前のCSやBSには無かったCMやTVショッピングが、ご他聞にもれずこちらも盛んだ。多分アメリカのTV手法を真似ているのだろうが、あまりにも単純な内容で、怪しげな説明だったり、著名人にコメントさせたりして信用を得ようとする裏が丸見え。しかも長い時間を使っているからドラマや映画や番組を見ていてCMは「消音」ボタンをつい押してしまうのは僕だけだろうか。これではCMに予算をかけたクライアントと、視聴者とメディアの関係はリンクしていない。難しいとは思うがどこも同じ手法はいかがなものか。「けたたましさ」や「嘘っぽい演出」は、CMに必要なんだろうか。「聞きたくなる」、「見たくなる」CMって作れないものかと考えた。例えば「健康番組」は高齢化社会で受け入れられる。誰もが一つや二つは気になる身体の不具合を自覚しているからだ。少しでも自分に関係した話題であれば飛びつくはずだし、僕もその一人だが「腰痛」の改善策や、「肩こり」や、身体にまつわる話題は山ほどある。「直接的な販売トーク番組」ではなく、「貢献度の高い番組」提供。つまり視聴者のためになる(興味をもたれる)番組内での「商品紹介」のほうが、自然に受け入れられると思うし、CMチャンスで番組全体の流れを止めず、CMと番組の境界を意識させない方法があれば最悪な三角関係は解消されると思う。
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