インターネット文化塾(18)「リアルすぎることの善悪?」

インターネット閲覧にはI.E(インターネット・エクスプローラ)などのブラウザを起ち上げるが、僕はグーグル・クロームを使っている。当然ながらトップページにGoogleが現れるがGoogleのロゴがその日の記念日にあわせてイラスト風に描かれているから面白い。数秒の動画(アニメ)になっていることもある。あまりにも頻繁にも変化するのでスピーディに対応しているイラストレーターの方の努力に感心する。グーグルと言えば「グーグル・アース」とか「ストリート・ビュー」は凄い。前者は衛星画像からの提供だろうが、無防備でいるといつの間にか空の上から撮影されているかも知れないと考えると怖い時代だ。でも、どこの国にでも瞬時に行けてしまうなんて楽しむ方法もある。後者はたまに見かけるがプリウスあたりのルーフに360度カメラを設置して走行しながら撮影している。小路の奥まで画像で見れたら結構プライバシーの侵害にもなりそうだ。反対に防犯用に利用すれば使えるかも知れない。いずれも軍事衛星からのと同様にリアルタイムになれば、行かずしてその先の様子が手に取るようにわかる訳だから、例えば最近の札幌での看板落下事件後の行政からも要請のサイン点検業務などにもスピーディーに調査対応したり、また盗難車や盗難自転車を探したり、不審者やストーカーの監視などと非常に役立つが、良からぬ使い方にも悪用される心配もある。善の数と同じだけの悪もありと考えたら、グーグルアースやストリートビューに限らずYouTubeなども現実ではあるが、リアルすぎるインターネットの世界も送り手側も受け手側も自由すぎるだけに問題も多い。

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