生涯を通して上方落語を再興した「桂米朝さん」が亡くなられた。確か僕が大阪に居た頃だったかラジオ番組を持っていたように記憶している。大阪弁の落語は聴きにくいものも多いが、米朝さんは言葉がはっきりしていて聞きやすく、古典を現代風にアレンジしてくれたのでわかりやすかった。大阪にいて大阪弁に抵抗していた僕にも、米朝さんの大阪弁は心地よかった。あの頃いつもラジオを聴くのが楽しみだった。「ありがとう米朝さん、お疲れ様でした。今度はあちらの人たちを笑わせてあげてくださいね。多分お足はもらえないと思いますが?きっと拍手はありますよ。」お後がよろしいようで。
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ここで初めて知りました。残念です。
父がその昔、膵臓ガンで余命宣告され入院中、せめてもの慰みと桂米朝上方落語全集のカセットを届けてました。そのうち、朝から落語を聞いて大笑いする父の声が、他の患者さんに迷惑と、病院から苦情が。余命宣告しておいてとむっときましたが、ふと、その元気さはおかしいんじゃないかと。そのうち医者から、ガンが消えてしまった、理由は分からないと言われて退院。うまくいったことは詮索せずに、そっとしておく主義なので吹聴もしませんでしたが、ずっと感謝していました。ご冥福をお祈りします。