夢のお話の続き「カラーの水墨画?」

前にもお話したが、変わった夢を見る体験を何度もしている僕の、もう一つの夢を紹介します。それは本州の親戚の旅館で、閑散期で誰一人お客の居ない3Fに泊まった時の事。実家の不幸、出張、仕事と、心配事が重なって相当疲れていた。就寝して間もなく、また例の耳鳴りで金縛りが始まった。「来たっ!」と思ったら、欄間に掛かった横長の大きな額の「海老の絵の水墨画」に蛍光色のような赤や緑の色がついた。次に、寝たままの状態で、じっくりと見渡すと今度は唐紙(ふすま)にも蛍光色のような光が無数に輝いていた。その後、全身に力を込めて呪縛から解放され眠ったが、朝、早速みんなに話すと笑われてしまった。悔しいので、今一度「海老の墨絵の額」と「唐紙」を調べて見た。するとルーペでしか見えないが、素材のふすま紙の中に雲母のような細かな粒子を見つけた。これらの粒子に反射した僅かな光が増幅されて煌々と輝いたに違いないと、半ば納得しながら科学的に結論づけることにした。神経が異常に昂ぶって、普段見過ごしているものも見えるのでは無いのかと。

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