「あの人は買わないだろう」、「あの地区ではウケないだろう」、「あの新聞に掲載しても効果ないだろう」、などなどさまざまな憶測でモノを言い、判断する人がいる。もしも、これが組織の上司の方なら部下の方々は皆んな挙って「そうですね~!」と相槌を打つのだろう。例え、そうは思わない人達も同調してしまう構図「不和雷同」現象が多く見受けられる。プレゼンテーションの場でも同じで、最初に意見を出すのは大抵上の役職の人。「その一言」を待っていたかのように、堰を切って、さらにフォローする部下の方々までいたりして、一同に首を縦に振る YES MAN。つまりトップの思考次第と言う訳で、邪道とは言え、売り上げ獲得のための常等手段とばかりに、トップの個人的思考を探り出し、獲得のための策案を提出する場合もある。 但し、ここでの採用案が成功するとは限らない。もし失敗に終わればトップの意見が問われるべきだが?そうはならない。当然ながら提案した者に責任転嫁されるから危険だ。同じケースでも、トップの意見が正しい事もある。企業のリーダーは常に自社の利益を考え冷静な目で独自の判断を下せるからだ。この場合の独断はその人独特の一種の「感」的なもので、長年の経験値から生まれるものなのだろう。「これは売れる!」、「これはウケる!」、「この広告は、効果があるだろう!」などと判断を下す事が出来れば、僕たちも言うことはない。今回の地方選挙でも大方の予想からも外れずに、無難な結果が出たようだ。革新的なものを求めていながら保守派に投票してしまう、このように「右に~習え!」の構図はあらゆるところで見受けられ、新しい事に対し「前例が無い!」の一言で片付けられてしまう。前例が無い事が「新しい事」であり、前例が無いから試す価値があるのだが、「もし、失敗したら・・・?」、臆病な決定権者には、今の自分の立場と自分の近い将来など個人的な足元しか見えないのだろう。しかし「もし、成功したら?」、独自の発想で成功に導いたと吹聴するのだろうか?地域社会や企業の将来を担うリーダーには新しい発想も支持していただきたい。
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