イベント会場。

大谷地のアクセス札幌、東札幌のコンベンションセンター、札幌ドーム、真駒内アリーナ・屋外スタジアム、月寒グリーンドーム、あとはホテルや中小のホールなどイベント会場は札幌市内に少ない。従って半年以上、一年前の申し込みが必要となる。しかしイベントそのものが決定となるタイミングは突然、急に、が多い。そこからの会場キープは、たまたま先約のキャンセルなどしか望めない。これまで偶然にも会場がキープできているのはラッキーと言うほかない。昔、こんな事があった。BMWの札幌市内2ディーラー合同の認定中古車の展示会を月寒グリーンドームで開催中に来年の同じ展示会の会場押さえのために、会場事務所に申し出ると、何と、同じ催事名で地元代理店が押さえていたのだ。早速ディーラーの担当部長に電話で問い合わせるも彼も知らないし、頼んだ覚えも全く無いと。会場事務所では例え事情を聞いても先約は取り消せないとの事。会場さえ押さえれば仕事が来ると思ったのか?僕は、怒り心頭、困り果てたが、そんな意地の悪いモラルに欠けた代理店を相手にするより全く発想を変える事にした。真駒内アイスアリーナに出向き、クルマを100台ほど展示したい旨申しいれたら、72年のオリンピック施設でスポーツ床の板材が輸入木材で今は補修が出来ないと、案の定断られた。が、僕の頭の中には、この会場で少し先にマーメードのミュージカルが行われていた事を。この設営にはアリーナに大水槽を置き水を満杯に張っていたはず。この問いに会場側も『水槽の下の床を補強したので』との返答。すかさず僕は『ではその周囲を弊社で補強させてください』と、話はとんとん拍子でついに初めて真駒内アイスアリーナでクルマの展示会を出来る事になった。その翌年には同会場を使用して大手代理店D社が僕の補強済み床でちゃっかりクルマの展示会を実施。さすが大手は抜け目が無い。札幌コンベンションセンターが出来たので、そちらに申し込むも、また断られた。何でも床材が真っ白でタイヤ痕などが着いては困るとの事。何とか説得してついに初めてクルマの展示会を実施。しかし会期終了後の床清掃に相当の神経を使った。今ではあらゆるイベントに使用されている。札幌ドームを使って初めてのオールトヨタの展示会を行うことになりメーカーの方と直接電話で打ち合わせ後4日間押さえた。土・日・祝は450万、平日250万で合計1400万の会場費だ。決定時には前払いになる。決まった仕事と思ったが、何と5社プレゼンテーションだとディーラー会の幹事社から連絡があり、トップバッターでプレテも、幹事ディーラーさんのお気に入りの地元代理店社に決定。会場キープもそのまま差し上げる羽目になった出来レースだった。パークホテルの地下の元ボーリング場跡の会場でもBMWやジャガーの展示会を数回実施したが、屋外で試乗会をと教会のある西駐車場を借りる交渉をした。ビヤガーデンなどの催事には使うがクルマの展示会は初めてだったようだ。ここでも数回実施したが最近では国際興業さんが試乗会につかっている。最近ではサッポロファクトリーのレンガ館のツタの這った西広場で試乗会を数回実施して居るが、ここも観光バスの駐車場で、調整が難しかったがほぼレギュラー化しつつある。ここも、最近ではアウディやメルセデスもイベントに使用した。少ない展示会場と陣取り合戦に苦労しながらも、これまで新しい会場を開拓して来たが、直ぐに真似され、また新たな会場を探している。ロト7で1等当選でもしたら?独自の展示会場を作りたい心境だ。

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