リサイクルで人道支援ができる社会のしくみが出来ないだろうか。例えば衣類は『フリマ』などと言われるフリーマーケットで古着として売られているが、もう少し世界に目を向けて貧困生活を強いられている地域へ支援物資の形で衣類や身の周りの物などが届くシステムづくりが出来ないだろうか。我が家でも4人の子供達の成長が著しく、兄弟姉妹やご近所や知り合いのご家庭のお下がり等でもしのいではいるものの、次々と小さくなって着れなくなる。リサイクルショップに持っていくこともあるが売れそうにも無いTシャツなど大抵の普段着は台所ゴミと一緒に『燃やせるゴミ』に出される。先日、南米の某国の紹介TV番組でMade in Japanブランドが人気だと言っていたが日本の企業ロゴの入った中古車のバスやトラックや乗用車が沢山走っていたし、電化製品もリサイクル品らしきものばかりだった。TVなどで配信される情報はまだマシな方で、とても見せられないほど?の貧困は同じ地球上に無数に存在する。僕達の住む日本の分別ゴミ収集からヒントを得たが、『衣類ゴミの日』を新たに設け、衣類ゴミを有料ゴミ袋で回収。さらに分別してゴミ袋代の中から捻出したお金で簡易クリーニングし梱包してストック。運送代にも費用が掛かるが、日本に限らず海外大手企業などの協力(無償援助)で、定期航路の大型タンカーやTPPなどで頻繁に行き来するであろう大型バルク船などの片隅に積んでは貰えないものだろうか。捨てる資源にも処理費用は掛かっているのが現状な訳で、もう少し長く使えるものは使って貰ったほうがいい。僕達も日本と言う小さな島国で、いつまでも世界の貧困に目を背けてはいられないだろう。日本人の多くは終戦直後の貧困生活を十分味わって来たはずなのだから。