インターネット文化塾(27)「ネット・パンデミック」

年金機構のデータ流出事故では、メールに添付されたEXEファイルを開くという、初歩的なミスが非難されていますが、ビジネスでは、取引先からのメールを開かないわけにはいきません。そう考えると、遅かれ早かれ感染事故は起こったとも言えます。そして流出に気づくまでの間に、社内や取引先に感染を広げてしまう。一旦感染が見つかったら、少なくとも会社全体、できれば業界全体のPCを同時に止めてチェックしなければならないのではないかと思いますが、そんなことは不可能です。今すでにビジネス社会全体が、ネット・パンデミックとも言える状況だったとしても不思議ではありません。

パンデミック英語: pandemic、世界流行[1])とは、ある感染症(特に伝染病)が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語である[2][3][4]。ただし英語のpandemicの意味は、「流行」という現象と「流行病」という病気との双方である[5]。前者は不可算名詞で、後者は可算名詞である。

語源はギリシア語πανδημία(pandemia)で、παν(pan, 全て)+ δήμος(demos, 人々)を意味する[6]

「EXE」は“executable”(「実行可能な」)の略で、拡張子exe。

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