速度違反しないために。

僕のBMW 218 i アクティブツアラーはハンドルに『LIM』ボタンが付いている。エンジン始動後や走行中にこのボタンを押し、さらにボタン横にあるつまみの上下で制限速度を設定できる。わずかな区間の40km/h制限の道路でレーダーによる取締りに気づかずに、他車につられて57km/hで走行して、たった17km/hのスピード違反で罰金を払った経験のある僕からもお薦めの装置だ。先日も深夜の制限速度60km/hの幹線で、覆面パトカーに18km/hオーバーで停止させられ、罰金12,000円を課せられたばかりだった。この時は、せっかくの『LIM』装置を無駄にした。昨日は郊外を走行したので60km/hにセット。軽四輪にも追い抜かれたがアクセルを踏んでも確りと低速で走行してくれた。後ろから煽られたり、追い抜かれたり、少しイライラするが第二の心のブレーキとして便利な装置だ。国産車では『オート・クルーズ』と言ってアクセルを踏まなくても手元スイッチで時速60kmに設定して走行できる装置があるが、この場合、ブレーキを踏んだ時点で解除されるので、信号のある道路では使い難い。その点、最近のBMWの『LIM』スイッチはハンドルのスイッチで瞬時に制限速度の変更もできて実用的だ。但し、コンビにに立ち寄ったりしてエンジンを一旦切れば解除されるので、再始動したら再度設定の必要がある。最近のBMWやMINIなどの或る車種のオプションには前のクルマと同じ速度を保ちブレーキングも前車と同時に行う自動運転的な装置もあり、追突事故なども防止できる優れたシステムが既に搭載されている。

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