国の財政危機でEU連合の中のお荷物になってしまった神々の国ギリシャだが歴史は全てギリシャが起源だと習った。十二のオリュンポスの神々の力をもっても助けてあげられないのだろうか?それとも財政危機は『女神へステア』の仕業なのか?こんな状態では、どこかの国に国ごと買い取られ兼ねない。『捨てる神あらば拾う神あり?』とばかりに。ロシアあたりが触手を伸ばして来てもいるようだが。日本政府も諸外国にいい顔をして、有りもしないお金をばら撒くことが外交と思っているが、決して対岸の火事ではない。ギリシャの人々が自然や人間の能力の源とした神々は「オリュンポスの神々」と呼ばれたくさんいるが、その特徴は皆それぞれ明確な「職分・性格」を持ち『個性的』だ。彼等はその『個性』に執着し決して他の神に譲るということはしないと言う。徹底的に『自己を主張』するところが『神』であるということらしい。『個人主義的』な精神がギリシャ精神となり、後々ヨーロッパの精神にもなったと言われている。代表的な神々が『オリュンポスの十二神』だ。さあ、今回どの神が頼りになるのだろうか?『神のみぞ知る?』。最後は神頼みしかない。
1、 | 主神、ゼウス。オリュンポスの神々のキャプテン。天を支配「雨と雷」を司り、リーダーの資質の徴。 | |
2、 | 女神、ヘラ。ゼウスの妻。女性の栄光を司り、とりわけ家庭婦人の守り神。 | |
3、 | 神、ポセイドン。ゼウスの兄弟。世界の三分の一である「海」を司る。海、航海に関わる全てを支配。 | |
4、 | 女神、ヘスティア。家や都市の象徴。「炉の神」で火が消えることは家や都市の滅亡を意味する。 | |
5、 | 女神、デメテル。穀物を司る神。また植物の「再生」から「再生の密教」の神でもあった。 | |
6、 | 神、アポロン。「予言の神、音楽の神」として、若い男性の美徳を託されギリシャ人が最も愛した神。 | |
7、 | 女神、アテネ。「都の守護神」で「栄光の戦い」を司る。「知恵の神」でもあり最高に敬愛された。 | |
8、 | 女神、アフロディテ。「美」の女神としてローマ名「ヴィーナス」で有名。 | |
9、 | 女神アルテミス。「山野の女神」したがって「野獣の神」だが「純潔の女神」として有名。 | |
10、 | 神、ヘパイストス。鍛冶の神。あらゆる工芸・制作の神。ただし足に障害を持ち「男前でない」神としても有名。 | |
11、 | 神、アレス。戦争、殺戮の神。ギリシャ人には嫌われた神。 | |
12、 | 神、ヘルメス。もっとも若年の主要神。「道・伝令の神」であり後には「冥界への道の神」ともなった。「商売」の神としても有名。 |
他に『冥界の神ハデス』『ぶどう酒、熱情、悲劇の神ディオニュソス』。
他にも『運命の女神モイラ』『遇運のテュケ』など人間の人生に関わる神も。
『太陽の神ヘルメス』『月の女神セレネ』『虹の女神イリス』『曙の女神エオス』など自然神も。
また『青春の女神ヘベ』『勝利の女神ニケ』『出産の女神エイレイテュイア』など人間の人生のさまざまの局面の神もいろいろな場面ででてきます。
要するにその神々の体系は、自然現象、人間の能力や営み、人間の感情など自然と人間のあらゆる局面の顕著なものにそれぞれ神々が居て自然や人間の有り様を象徴したと言える。