JR新幹線焼身自殺事件。

井上揚水の歌『傘がない』に『♪都会には~自殺する~若者が~増えている・・・・』とあるが、新幹線焼身自殺は年配者だった。若者層の失業率が自殺や犯罪増加に拍車をかけているのは事実だが、高齢者たちにも将来に失望したり介護や病気の不安から逃れたくて自殺する人たちも増えている。僕の親戚でも選挙違反に絡んで焼身自殺未遂だった者が居るが、イケ面の彼の顔のケロイド痕以上に心の傷は生涯消えないだろう。自分の命を自分で絶つ事は自分の問題だが、他人に迷惑を掛けてはいけない。当人にしてみれば明日は無いのだから、後の事など何も考える必要は無いかも知れないが、偶然にも巻き添えを食った方たちは怒りのやり場も無いだろう。搭乗前チェックが厳しい飛行機でさえ『ハイジャック』なども起きる事があるのだから、JRの新幹線も今後は最低限の予防策くらいは考えなければならないだろう。例えば、最後尾に荷物専用車両を連結し社内には持ち込めないようにするとか、持ち込んでもトランク・ルームを同乗車両に設けて、万が一爆発しても、車両のみで人身には及ばない方法を考案するとか、4万名収容の札幌ドームでさえも液体ボトルなど持ち込まないよう入り口チェックがあるほどだ。今後においてもJRの管理体制の甘さや、前時代的設備が事故を増幅させることがなければいいのだが。

※効率化による人員不足と日本の交通機関の急ぎすぎる正確ダイヤ運行にも問題がありそうだ。効率化や機械化で失業者ばかり増やさず、人力が必要な場合には人員配置する事によって失業者対策・事故・事件防止にも貢献できるのではないだろうか。所詮、正確なコンピュータも人間の真似を繰り返しているに過ぎないのだから。

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