インターネット文化塾(30)「ネット・ビジネス」

つい先日、僕のデスクトップPCに一通のメールが入った。独身女性で僕の知る限りはコピーライターだ。彼女は地方から出て来てずっと一人で生きている。一つは派遣会社と契約していて、そちらからの情報で仕事に就いているから、ある時は広告代理店勤務だったり、メーカーのマーケティング部門勤務だったり、今はコマーシャル写真の素材をネット販売する会社に勤めていてウェブでの管理作業の仕事らしい。何でもこなす器用な人だ。しかし彼女の仕事はもう一つある。自分で立ち上げたネット・ショップだ。今では勤め先の安定した収入とネット・ショップの売り上げの両方で余裕も出てきたらしい。女性の社会進出と言うが、自分で生きるための道は年齢などに左右されないネット・ビジネスだと思う。世界を相手にするわけではないが、ITプロ集団が大儲けのために新規事業ばかりに取り組むのもいいが、そんなに急がずに、もっと身近な主婦や女性や高齢者たちにもできるネット・ビジネス拡大のためにも、プロを自負する者たちこそ信頼性の高いネット・ビジネスのレクチュアーなどで生活支援するなどの社会貢献が必要な時ではないだろうか。一部の大企業の収益を自慢するよりも。

カテゴリー: インターネット パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください