子供のころ8月15日には暑い中、大きな石で建てられた慰霊碑の前で終戦記念式典に参列していた。きらびやかな衣装をつけた僧侶のお経と線香の香りが流れる荘厳なイベントだった。終戦後数十年も経つと田舎ではこのような情景も見られなくなった。戦争や終戦を知っている者も亡くなられたり、高齢化で、若い世代には他人事になってしまっている。しかし世界中のどこかで今も戦争や紛争が起きている現実は我が国に無関係とは言えない状況には違いない。単に戦争に行きたくないから「戦争反対!」と叫ぶ若者のデモも空しい。前の戦争でも行きたくない若者は多数いたはず。戦争が始まって国全体が「敵国」を向いてしまうから「個人の自由」も主張できない状況下に置かれたのだろう。現代は兵器も発達して「戦争に行きたくない!」などと言う次元ではなく、ある日、突然始まる危険性と、地球滅亡がテーマの映画シーンの様に、気が付けば一瞬にして突如、国が全滅してしまっていたなどと言う危険性をもあり得る。人間がコントロールしきれない核兵器や化学兵器は、おそらく今では「広島」、「長崎」の数百倍、数千倍もの威力を持っているだろう。長距離核弾道ミサイルの発射ボタンを押すのは決して良識のある人間ではないはずだし、また、その行為は誰にも止められないだろう。このような国との外交の難しさの中で、我が国は丸腰で理解を求めて行くしか方法は無いのだろうが、国際秩序を守らない国に対して我慢の限界が来なければいいのだが。これまでの戦争も、皆、我慢の緒が切れて始まっている。
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