守秘義務。

僕たちの仕事の守秘義務は必須。色々なクライアント様の仕事をさせていただいており、それぞれライバル企業の場合もあるからだ。昨日も、東京の大手代理店の方とお会いして、お茶を飲んだ時に思わぬ事を聞いた。或るクライアントに、信頼できるパートナーとして僕の事を紹介した途端、先方も僕を知っているらしく「あの人は〇〇の仕事もやっているので、ちょっと?」と言われたらしい。別に隠し立てはしないが、例えライバル企業であっても、僕がお相手の企業に秘密を暴露など決してしないし、業界の常識でもあるのだが、警戒されたと言う。もし、秘密事項を漏洩などすれば発覚は免れず、将来的にも信用を失墜してデメリットは有っても、決してメリットにはならない。ライバル企業の情報は知りたがるのは当然とは思うが、僕たちがそれに加担してはいけない。以前に、国産車ディーラー様の社長さんに、ライバル社のチラシを見せられて「敵さんは、こんな素晴らしいものを作っているぞ。一体どこに頼んでいるのか?次長、今度ディーラー会議の時に聞いて来てくれ」と。僕は内心冷や汗をかいた。実は僕の作品だったのだ。しばらくして首を洗って、出入り禁止覚悟で訪問したが、社長室に入るや否や「君~、この前のチラシ君が作ったって言うじゃあないか。君も口が堅いな~」と穏やかなムードで、更に仕事が増えた。

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