まさかの日本一。

「俺のために優勝しろ!」と、今シーズンで引退宣言をした、武田勝投手が紙にマジックペンで書いたものをベンチに貼り付けてCSを強豪とみられていた福岡ソフトバンクと戦った。あの時点では、面白い「ジョーク」と思っていたが、それをTシャツにプリントして全員が練習着にしたのを見て、さらに、きつい「ジョーク」と思えた。監督のために頑張ると言うのが常識の世界だが、引退する武田勝のためにとは。このジョークが現実のものとなってしまった。セ・リーグの王者「広島カープ」に二連敗のあとの4連勝で、ついに日本シリーズを制してしまった。シーズン半ばまで、あんなにイライラさせたゲームばかり見せていたチームが最後になって、本格始動を始めたからだ。スポーツには、怪我も付き物で、シーズンを通して活躍できる選手は少ない。後半になっての怪我はチームにとって大きな打撃となるようだ。20日には市中パレードが行われるが、今回は市電のループ化の影響で紙吹雪禁止となり、ちょっと寂しいパレードになりそうだ。市電の軌道に大量の紙が詰まれば脱線の危険も考えられるかららしい。それにしても、広島での監督胴上げの後に武田勝も宙に舞った。夢が叶って、引退に花を添えた。

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