東京五輪が騒がしい。高額な会場施設建設費などを巡り問題になっているが、アスリート達や組織に関わる人たちは、長年の夢を実現するための檜舞台だから、お金は度外視して立派な施設ほどいいに決まっている。しかし、基本的に大観衆を収容する施設で最も重要なのは高い安全性だと思う。最近ではデザイン重視でプレゼンテーションが行われる傾向が強いが、安全に裏付けられた機能美のほうが素晴らしいと思う。(無駄の無いアスリートたちの身体のように)施設を後々の時代まで残そうと大袈裟な施設を作れば作るほど維持管理にも予想外の経費が必要となるし、老朽化による危険度も高く、次世代に負の遺産を残す結果にならないだろうか。そこで僕なりに考える競技施設とは、競技を行う基礎部分と観客席のほかは全てテント工法で良いのではないかと思う。エアなどで膨らませた屋根部分や壁面なら、競技終了後に解体も容易で、また他の場所で再利用の際も移動も容易ではないだろうか。移設を前提に建設することで土地の取得ではなく、短期借地とすれば予算も大幅に縮小可能にもなる。施設の高級化で世界に見栄ばかり切っても何ひとつ国益にはならないし、国民や都民や企業の負担にしかならない。今回の東京オリンピックは、むしろ、我が国が先陣を切って、新しい簡易構造の建築工法を世界に示すチャンスではなかったのだろうか。
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簡易構造いいですね。いっそ分解・再構築できる構造にして、途上国でも、得意種目だけでも開催できるよう持ち回り設備にしてもいいかもしれません。今のスタイルだと、新興国の金持ち仲間入り宣言の場みたいですから。
トレーラー何台かで移設できれば、専用車両を用意しても東京五輪の予算ほどにはなりません。トレーラーの荷台だけを船に積載すれば世界中どこにでも行けますからね。僕の発想の原点はサーカス小屋です。このクルーの運営会社を作って世界中を巡るのもいいですね。道内では、日本ハムの独自球場案も、J1昇格のコンサドーレも、レバンガも、この方式なら、土地さえ借りればどこでも開催できて、むしろ地方ファンを大切にして、増やす結果にも結び付きそうです。トレーラーにウインチなどの設備があればテントも張れますね。消防の梯子車のような高所作業車か大型クレーンもクルーに加えたいですね。地方や世界中どこでもドーム球場ができると言うわけです。