G.W.中に郊外のクルマの中で,一度だけトランペットのレッスンをしました。ようやく入手した、お気に入りのバックの3C金のマウスピースを試したかったからです。ところが,本体を使っていないせいか?第3ピストンの戻りが遅いのが気になり,シリンダーから抜いてオイルを丁寧にさして見ましたが余り改善されませんでした。マウスピースだけでのレッスンでは意外と旨くできていたはずなのに,イザ!本体に取り付けて吹いてみると思いのほか苦しいのに驚きました。音階を繰り返し,指に動きを思い出させるつもりでしたが,やればやるほどピストンの戻りが引っかかるのが気になり,いつものパターンですが,先ずは内部のスプリングのせいにしてみたり,製品の製造ミスにしてみたりしました。「今日のレッスンは楽器のせいで,これが限界」と思ってケースに仕舞うため,本体を磨いていて,とんでもない事に気づきました。何とベルの中にカップミュート(消音器)が取り付けられていたのです。小ぶりなカップミュートは完全にベルの中に納まり,吹いている本人は全く見えません。取り外そうにも,コルク部分が密着していて簡単に抜けません。仕舞いかけていたのですが,やっとの思いでミュートを外して再度吹いてみたところ,締め切った車内での想像以上に大きな音に自分でも少々驚きました。ピストンの遅い戻りも,すべてはこの小ぶり過ぎるカップミュートの仕業だったようです。つまり管の空気の流れを止めていたためにピストンの戻りに影響したのでしょう。それだけ管の気密性が高かったと解釈したほうがいいのかも知れませんね。それにつけてもこのカップミュートは小さな穴でも開けない限り,相当苦しいとわかった事が今回の収穫でした。そしてすべては前回カップミュートをベルに押し込んでケースにしまった犯人は自分だったと?。これで肝心の楽曲レッスンは,また次の機会にお預けです。
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