仕事をしていると、顧客からPDFやWORD文書、EXCELファイルなどが送られてくることがあります。また、それらを見ながら、新たにEXCELやWORDの資料を作成することも珍しくありません。そんな時、それぞれのソフトをいちいち立ち上げ、下に隠れたファイルを出しながら、読んだり書いたりしているかもしれません。また、すべてのPCにOFFICEが入ってないということもあります。
実は「Google Chrome」なら、これらOFFICE関係のファイルを画面に表示し、タブを切り替えながらチェック。そのまま簡単な修正作業ができます。しかもそのPCにOFFICEが入ってなくてもOKなのです。画像を見てください。
この画像では、それぞれのタブでPDF、EXCEL、WORDのファイルを表示させています。それぞれのファイルはタブで選ぶだけで、見るだけでなく、画面の中にカーソルがあって、直接編集ができます。(PDF以外)ちなみにこの画像を撮った環境には、OFFICEがインストールされていません。なので、ヘヴィユーザー以外は、OFFICEを買う必要はないかもしれません。
ブラウザで表示・編集できるメリットは見やすいだけでなく、同じ操作で文字検索ができることや、「日本語に翻訳」の機能が使える」(PDF以外)などさまざまです。
ではやり方です。
- 「Google Chrome」の右上の点が三つ縦に並んだアイコンをクリック
- 「その他のツール」「拡張機能」を選択
- 「他の拡張機能を見る」のウェブストアで、「ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集」と検索。
- ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集」という名の拡張機能をインストールする
- ブラウザの新しいタブを開いて、EXCELやWORDファイルをドラッグして入れる
以上です。
ちなみに説明図などの画像ファイルは、上記の拡張機能をインストールしなくても、もともとドラッグしてくるだけでブラウザで表示できました。このような機能は、グループウェアなどを使っている事務所ではいまさらですが、個人の事務所などでは作業効率をアップさせてくれます。
やってみました。できました。便利か?どうか?はまだよくわかりませんが,Google Chromeはブラウザとしてネット検索にしか使っていなかったのですが,他にもいろんな便利機能が使える事が分かりました。文字入力もできましたよ。自分のPCにはマイクロソフトのOFFICE2013を入れていますが,他のPCでOFFICEの環境が無くてもドラッグすれば見たり,編集したりできるわけですね。
一般的な事務所で支給されるノートパソコンは画面が狭いので、複数の書類を扱うのにけっこう助かるはずです。microsoftが育て上げた主要な市場のひとつを、ネット経由と言う低コストな手法で削り取ろうろしていると考えると、なかなかきつい戦略だと思います。