売り言葉。買い言葉。

一昨日の10日から,日米共同訓練が我が家からも直ぐ近くの恵庭市の北海道大演習場で始まりました。今日も休日返上で砲撃訓練の音や輸送ヘリの爆音や航空機の轟音が聞こえます。このあと上富良野演習場でも行われます。陸自第11旅団が札幌から1,300人,沖縄の海兵隊第3海兵師団2,000人が参加しています。危険なオスプレイの道内飛行も,なし崩しに政府が容認しました。迫りくる有事の際の兵員輸送に必要となったのでしょう。平和に暮らしているつもりの私たちのすぐそばで,今,実戦を想定した訓練が行われているわけです。アメリカは日本の基地で食い止めて本土に被害が及ばないように考えているのでしょうが,日本国内の基地から攻撃が開始されれば,日本は標的になるわけです。今回の緊張状態が軍隊だけの問題と思っていていいものか?直近のニュースや動きを見ていて侵略されることさえも想定しなければいけないのかも知れませんね。そうなれば,北方領土どころか,グアム・沖縄・九州を北朝鮮が,東・南シナ海・日本海の海底資源を狙う中国が本州・四国を,米軍に警戒する基地としてロシアは北海道を,戦況次第では,そんな可能性も否めませんね。そうなれば,アメリカが単独では日本を守り切れるか?も疑問ですし,自衛隊が中途半端な武器で防衛できる保証もありません。いっそ,武器を持っていなければ,どんな非情な国でも侵略はしないと思いますが。ケンカ(戦争)の原因はお互いに同レベルだと言いますが,リーダー同士で,売り言葉に買い言葉の応酬は危険ですね。緊迫した中で語られる言葉は,皮肉なことに,危険ですが,効果的な「名コピー」とも言えますね。

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