近年のエコカー・ブームは各自動車メーカーの技術競争に拍車を掛け、複雑なエンジン・メカニズム改良で生産コスト高と生産時点での環境への影響も懸念される。エコカーと言えば、既にホンダから1958年(昭和33年)誕生の燃料省比率1リッター当り110kmも走行できると言う二輪車スーパー・カブ50(排気量49cc)。現在では更に改良されたスーパー・カブ110(排気量109cc・燃料省比率30km/ℓ)も。デザインは何度かの変更を経ているが、新聞配達や郵便配達など営業用として定番として今も根強く大活躍している。この経済性に優れた乗り物のデメリット面と言えば、二輪車で有るが故に荷物を沢山運べないことと屋根が無いことくらいである。もし、このデメリット面を無くしたらと考えてみた。最近の中・大型バイクにはヘルメット不要で普通免許で運転できる三輪車「トライク」に改造したものも見かけたりするが、改造無しで利便性・経済性をも満たした乗り物ができるのではないだろうか。法規のクリヤの件は後回しにして自由に考えてみると面白い。リヤカーを自転車で牽引している人を一度位は見たことがあると思うが、そこにヒントがある。もちろん既存のリヤカーではなくオリジナルの軽量アルミフレーム製の屋根付。自転車の車輪付カーゴにスーパー・カブがドッキングする構造である。合体すれば燃費は低下すると思われるが、軽自動車並みの能力やメリットが生まれる。しかも夫々切り離して単独でも活用できるメリットもある。更に、これを電動アシスト自転車に置き換える方法もある。多少の雨天用には透明ビニール地の、真夏の炎天下には遮光できる風通しの良い素材地の巻き取り収納ロール式のルーフが良い。これで活用範囲も広がり天候変化も苦にならないだろう。サイドカーならぬ、両サイド・カー的な安定した乗り物へと変化し、停車時のスタンドの上げ下げが不要となり、忙しい配達業務には最高の乗り物へと変化するだろう。軽自動車に変わりつつある配達業務であるが、環境面・経済面から考えれば、昔、アルバイトで新聞配達やDMポスティングの経験の有る私の究極のアイディアです。但し、カーブでのバイクの車体傾斜角など技術的問題は残されているが、基本的に既存の二輪バイクのモデル本体は改良せず、ドッキングする部品後付けと、リヤ・カーゴにスプリングやガス・ダンパー等で融通性を持たせたシステムが考えられる。もっと範囲を膨らませれば、電動クルマ椅子利用者用のショッピング・カーにも応用できる。
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