プレゼント!

竹鶴モノプレゼントは、幾つになっても嬉しいものだ。しかし、催促されると面倒なのもプレゼントだ。また、やたらと無料でモノを欲しがる人は品がない。そんな人にチケットなどあげると必ず『何処で貰ったの?』と来る。大枚払ってサプライズと思っていてもガッカリする。嘘でも良いから人にモノを貰ったら『高かったでしょう?』とぐらいお世辞を言って欲しいものだ。サプライズも過ぎると効果が薄れるらしく、受け手がサプライズと思わなくなり、段々要求が高度化する。貰い癖が当たり前になって多少のモノに不満さえ漏らす。プレゼントやサプライズをする側は『驚きと、喜び』を期待して行うが、これが期待通りに行かなかった場合は企画倒れと言うことになる。広告に絡んだ『ご成約プレゼント』や、『ご商談プレゼント』、『ご来店プレゼント』などに僕たちは頭を悩ませる事もしばしば。クライアントの予算内でより効果的なモノを考えて探す訳だが、すべては貰う側に立って考える。貰って嬉しいのは『大きなモノ』、『小さくても価値があるモノ』、『話題性のモノ』、『女性が喜ぶモノ』、『お子様が喜ぶモノ』、そしていよいよ困れば『デパート商品券』などとなる。最近、記念パーティにご臨席いただいた方々へのプレゼントで喜ばれたのは『竹鶴』ウヰスキーと竹鶴政孝氏の生涯を綴った文庫本のセットだった。丁度NHKドラマ『マッサン』で竹鶴ブームの最中だった。この場合、決して『高かったでしょう?』と、お世辞は言われなかったが『話題性のモノ』のジャンルでタイミングよく『嬉しい!』と大変喜んでいただいた。

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