方言とイントネーション。

北海道弁にもいろいろあるが、最近では死語も多くなって来た。むしろ関西弁なども入り混じって複雑化している感もある。札幌はニューヨークにも東京にも似て全国・世界各地の人たちが集まっていて、さらに本州企業の出先や観光客の影響も大きい。しかし『道産子だなぁ』と思う瞬間もある。ラジオやTVなどのアナウンスにもそんなローカル色が伺える。例えば『札幌市中央区西3丁目』と紹介する場合の『西』のイントネーションを道産子は『ニシ↓』と語尾を下げる。『コワい』などを標準語と勘違いしている人は、今では少ないと思うが『六日』を『ムヨカ』とか、『毎度さん』とか、『棒っこ』とか、独特の言い回しの違いが純粋な本物の道産子を見分ける物差しだ。

カテゴリー: 北海道スタンダード, 小話フラッシュ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください