電線が消えると困る?

うちの小3の子が朝の通学路で電柱に『ゴっツンこ』してタンコブを作った。以前勤めていた会社の若者が思いっきり電柱に『激突!』して脳シンントウを起こした。真冬のミラーバーンの交差点で僕のクルマのハンドルが切れず電柱に『衝突!』して停まった。修理代に数万円も掛かった。しかし電柱に助けられたケースも有った。一度は大阪でお酒を飲んで下宿に帰宅も鍵が掛かっていて入れず、電柱によじ登り、土塀を乗り越え二階の窓から潜り込み、何事も無かったかのように就寝した。翌朝大家のおばあちゃんは『あんた?いつ?帰ってたの?』・・・と。もう一度は、高いアングルで除雪機械の撮影にと電柱によじ登って片手でしがみつき片手にカメラのアクロバット撮影をして最高の写真が撮れてカタログに掲載した。子供のころ電柱の下で、工事中のおじさんが落とす銅線を拾ってグルグル固めて雑品屋の韓国人のおじさんに渡すとお小遣いをくれるから電柱の下は僕たちの宝の山だった。地中化が進んで、すっきりしては来たが、空中にむき出しの電線から比べれば地中の電線のメンテナンスは大変だと思う。台風などの水害で漏電したら感電などの危険性はないのだろうか?それにしても地中化でもう一つ心配なのは、今まで電線にとまっていたカラスやスズメの行き場所だ。

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