安全な飛行機?

こんなに航空機事故が続くと余り飛行機には乗りたくない気持ちになる。軍用から開発された航空戦闘機がビジネス用小型ジェット機になり、大型軍事物資輸送機が大型旅客機になったりしたのだろう。そう考えれば元祖の軍事用航空機は、敵の制空圏内に乗り込んで攻撃される事が前提にあるから必要以上の安全装備はしていないと思われる。乗員はパラシュートで飛行機を捨てる。ところが、旅客用となれば機長やCAすらパラシュートなど身に着けていないし、まして搭乗客も含めてパラシュートの降下訓練など経験していない。つまり飛行機に搭乗の瞬間から運命共同体となる。先日のフェリーの火災事故の場合には救助ボートや、救命胴衣が命を救ってくれた。旅客機にも救命胴衣はあるが、空中で投げ出されれば何の役にも立たないだろう。爆発・炎上はともかく、少なくとも海に着水すれば助かる確率を研究すべきではないだろうか。エンジンが不調なら海上に不時着でも助かる装備の研究は必要だと思う。大手がやらないのなら日本の企業でも開発をしていただきたい。クルマのエアバッグの場合のようなリスクもあるが、人命救助のための装置は航空機に限らず高速で移動する新幹線やリニアカーなどにも応用できそうだ。

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