新聞の製版会社が3月末で解散。

先々週、突然!製版会社の方がオフイスに現れて「実は3月いっぱいで会社を解散することになりました」と告げられました。僕としては非常に困りました。が、理由はこうです。朝日新聞社と読売新聞社の広告の製版を一手に引き受けていたのですが、東京本社へ直接送稿の契約が3月で切れるらしいのです。つまり4月から両新聞社への送稿方式が印刷用PDF方式に完全移行になったとの事でした。日経などは既に実施済みですが、地方紙の北海道新聞社も6月からPDF送稿へ移行するとの事です。これからは、広告代理店が製版会社を通さずにダイレクトに新聞社に新聞印刷用PDF送稿する事になったのです。PDFと言えば、通常は原稿校正用に圧縮して軽いPDFでやり取りして居ますが、印刷PDFの作成方法は少し違って、これから新聞社のウエブサイトから制作マニュアルを検索して勉強しなければならなくなりました。これまで製版会社に頼りっ放しだったので、目前に迫った4月・5月をどう乗り切るか、心配事がまた一つ増えました。通常のオフセット印刷用PDFについては、前々職に勤務の会社では中国との間で使っていましたが、僕は直接タッチしていませんでした。新聞社送稿用PDFはN-PDFとか言う名称らしいです。今度は製版会社でやっていただいたチェックも自社で行う事になります。以前には、広告原稿をPC制作後、EPS保存で、MOディスクに記憶させて直接新聞社に持ち込んでいた事もありましたが、同じ直接持ち込み方式でも、今度は少し方法が変わるので、早くマスターしなければと考えています。タイプがなくなり、ワープロも無くなり、活字が無くなり、写植が無くなり、レタッチ作業などの手作業だったほとんどが自動製版になり、今度は完全に製版会社まで無くなって、時代はどんどん変化して居ますね。日々勉強ですね。

 

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