DMは名称通り、ダイレクトに訴求できる媒体として有効な手段だが、ここでは、あえて失敗例をあげ、今後のDM作成時の参考になればと思う。そのDMと言うのは、お正月にお客様のお手元に届くように「巻絵風の新年カレンダー」を、透明塩ビで作った四角柱のパッケージに入れて郵送すると言うものだった。郵便配達員さん泣かせのカサばるDMだったが、郵便局に持ち込んだ時点では、すんなり受け入れていただいた。さて、お正月が明け、年始ご挨拶にと、DM発送を依頼された会社の担当さんのところへ伺った時のこと。担当さん「お正月に実家に行って留守だったんだけど、戻ったら郵便局で預かりモノがあるから取りに来るようにとの不在票があったから、何だろう?と行ったら、ウチのDMだったのさ~ガッカリ!」と。僕は一瞬意味が判らなかったが、顧客名簿に担当さんの宛名ラベルもあったために、DMが配達されたらしい。が、さらによく聞くと、担当さん「パッケージの四角柱のサイズが郵便受けに突っかかって入らなかったらしい・・・」と。僕はゾッとした。担当さんだけでなく、「郵便受けに入らなかったお客様が、このDMのために、わざわざ郵便局に行ったのでは」と。制作者の自宅の郵便受けには、きっと入るサイズだったのだろうが、DMも奇をてらいすぎると、思わぬ結果となる場合がある。
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