マーケティング(実情に合った市場戦略)

「マーケティング論」とか、難しい事を論じていても現実とかけ離れていることが多い。「ビジネス」の上で、いかに商品を販売し実績を上げるかが問題で、時代や実情にそぐわない手法では問題解決にならない。「売れるA店」と「売れないB店」があるとしょう。「売れるA店」は自分たちの日ごろの努力の結果と思い、ますます努力をして「いい結果」を出していきます。一方「売れないB店」では、自分たちの努力ではどうにもならない立地条件を嘆きます。その解決策もなく、どんどん落ち込んで行きます。この差はどんどん開き、早急に改善の必要があります。そこで本当のマーケティングの必要性が出てきます。「売れないB店」の改革には、メンタル面の改善も重要なポイントです。まず、プラス思考でポジティブなアイディアを提案しながらできることから始めます。「売れないB店」のスタッフの表情も店舗の表情も商品の表情も「売れる表情」に改善しなければならないでしょう。細やかな心遣いは、資本のかからない改革です。これまでの言動も改善する余地が必ず有ります。繊細な人間心理に丁寧に接する事が大切です。「寡黙な人」の方が信頼されるのは「余計な一言」が無いからです。では、A店もB店も「同じ商品」を取り扱っているのに何故大きな差が生じるのでしょう。A店は確かにB店に比べて好立地かも知れません。では、B店では、お客様の声を分析したのでしょうか?お客様の声は改善のための重要なキーワードです。例えば、お客様「遠くて大変・・・時間がなくてなかなか行けない・・・」など色々な意見があると思います。しかし反対に、お客様「親切だから・・・安心だから・・・感じがいいから・・・」などの声もあるかも知れません。では、このありがたい声、つまりプラス要素を増やす努力をすれば、高感度が上がります。もう一つ重要なのは商品の扱いです。商品はお客様の手に渡る売り物です。高価な商品でも慣れで、つい粗雑に扱っていないでしょうか?またそんな場面を見られていないでしょうか?丁寧な扱いは商品ブランドを高め、お客様から「信頼」を得ます。商売に対して「真面目」に、商品に対して「丁寧」にが基本です。基本的な体制ができれば、今度は売るための営業戦略に取り掛かります。ここではネットを駆使します。詳しくないお客様には丁寧に教えます。ホームページに個人的なブログをよく見ますが、余り感心しません。ここはビジネスですから、自分の「愛する家族」を知ってもらう前に、「愛する商品」を知って貰うべきです。カタログはなかなか読みません。メルマガやホームページへのリンクで絶えず商品説明をします。購入の可能性の高いお客様には出かけて行って商品をお見せします。信頼できるお客様には商品をお貸しします。実物を身近に見たお客様の購買意欲はますます高まり、受注のきっかけづくりとなるでしょう。マイナス条件をプラスに転換するアイディアを僕たちは考えます。

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