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中国は武漢から始まった新型コロナの世界的流行は一向に終息の兆しが見えませんね。コレラやチフスなどこれまでにも伝染病の脅威にさらされた人類ですが、今回のように感染範囲のスピードと拡散範囲の広さや終息の見えないケースは経験した事が無いのではないでしょうか。ワクチンも開発され一安心と思えば、獲得作戦や、ワクチンを提供する国まで現れて人類の生命の危機に面してもビジネスの裏側までがちらほらと見え隠れするこの頃ですね。我が国でも国内生産が可能にはなりそうですが、研究開発も迅速に行わなければ、変異種が次々と現れています。つまりワクチン研究開発より数倍も早い勢いで変異種も数種類も誕生していますね。変異種誕生で現在のワクチン接種効果が無駄になる可能性も心配されますね。

今日は東日本大震災から１０年。あの映像を見る度、自然の猛威に驚かされるとともに、防災グッズなどを常に備えるべきと反省しています。物心も付くか付かない幼い頃に体験した大震災の際には６歳年上の姉が私の手を引いて非難してくれたおかげで無事だった事を思い出しました。地面の揺れで思うように歩けず、足元で炸裂する瓦片を避けながら後ずさりしながら逃げた先の橋が土煙をあげて崩れ落ちて避難先の予定の目の前の小学校のグランドにも行けず暗い中竹藪で過ごした数時間は恐怖でした。父母も大きな川向こうで働いていたので、橋が何本も落ちて帰れず、ずっと川下の吊り橋から家に戻ったのは夜でした。その日から余震に備えて枕元に衣類を入れた風呂敷と防空頭巾と靴を用意して眠ったものです。母が作った防空頭巾は東京空襲を経験済みの父母の知恵でした。

開催か？中止か？開催まで半年しか無い現状で、未だに収束の兆しが見えない新型コロナウイルスの感染状況ですね。特に主要開催都市東京の感染が治まらなければ強行開催する事に疑問を残しますし、それが更なる感染拡大につながれば大問題ですね。無観客と言えども、選手や関係者に感染者が出ればたちまち拡大する危険性は否めませんね。ワクチンも目途が立って来たわけですから、兎に角、国民が一体となって責任ある行動による収束を願うばかりです。

予想通り野党からの意見で、オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子新会長は自民党を離党しましたね。しかし議員辞職はしないそうです。最悪のシナリオですが、もしもコロナ第四波が起きてオリンピックが中止となった場合も見据えての事なのかも知れませんね。秋の総選挙も控えていますからね。どこからも適任だと言われながらも、過去の失敗も表に出ましたね。過去は取り消す事は不可能ですから、これからをしっかりやって欲しいものです。

オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の新会長に就任。自民党道連会長は続投との事。秋までに実施予定の総選挙には高橋はるみ参議院議員を会長補佐に陣頭指揮を執る予定との事。野党からは五輪憲章の大会組織委員会の会長に政治的中立を求められている事から橋本聖子氏のオリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長と道連会長の続投との整合性を疑問視する声があがっているようです。