カラオケ・バトル!

趣味は仕事!と言いながらも、カラオケも趣味の一つだ。Jポップから演歌まで何でもOK!。ただレベルは少し高い方かと自負している。大阪在住時代に若気の至りでバイトのつもりで夜の繁華街「心斎橋」界隈のクラブのステージでバンド演奏やボーカルも担当した事がある。怖さ知らずとは言え、今思えば恥ずかしい限りだ。音楽から手を引いて歌わなくなって声も出なくなった頃にジャニーズなどのステージを見る機会が増え、また歌ってみようかなと思うようになった。出なかった高音も大分出るようになると歌ウマの友人とカラオケに行くようになり、点数を競うようになった。審査員は機械なので機種によっては辛い設定も、甘い設定もあるので、鵜呑みには出来ないが、自分でも驚いた事に、先日は97点までたたきだせた。もしもスナックなどでも採点設定をすれば、せっかくのお酒も、みんな自分の歌に酔いが覚めるかも知れない。

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趣味は仕事?

クライアント様の夏休み直前はいつも多忙だが、今年は特に仕事が重複している。明日の土曜日、明後日の日曜日も入れて残り5日間で全て終えなければならない。もちろん夏休み中の仕事は休まず働けば片付ける事も出来るが、一日か二日くらいは休んでも、働き者のご先祖様のバチも当たらないと思うので、どこかで休もうかとは思う。しかし今年の夏は思いの外札幌も暑く、自宅では日中は暑くてゆっくり休んでも居られないはずだから、結局どこか冷房の効いた施設に逃避する事になるのだろう。その点、会社で仕事をすれば暑さも気にせず仕事も捗るから一石二鳥。今朝も子供たちのラジオ体操に付き合って6:30から近くの公園に行くと、近所の定年の方が孫と一緒に参加していた。帰りに「今日もお仕事ですか?」と聞かれ、とっさに「趣味ですから」と答えてしまった。実際は趣味を通り越して「病気」かも知れないのだが。いつか前職の東京本部長面接でも「君の趣味は?」と聞かれ「仕事です」と答えた事を思い出した。こんな答えには「笑って軽蔑する人」、「感心する人」、「冗談と思う人」、「なかなか言えない事を言うな」、など、いろんな反応を示すタイプの人が居る。僕の本心は苦しい仕事は好きではないが、仕事も、なるべく楽しむようにしている。

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近美のフランス絵画展

北一条西十七丁目の北海道近代美術館で(7月27日~8月23日)開催の「夢見るフランス絵画」展は思いのほか豪華版だった。僕の好きなユトリロとヴラマンクとレオナルド藤田の作品が多かった事もご機嫌だったが、ほとんどの有名どころの巨匠たちが一堂に会していたからとても得をした感じだった。シャガールの作品は少なかったが、セザンヌ、ルノアール、モネ、モディリアーニ、など巨匠ぞろいだ。かなり以前に京都美術館で見た時以来のヴラマンクの野生的な画風にしばし見とれてしまった。自転車競技者だったり、ヴァイオリン奏者だったり、彼の経歴も変わっているが日本流に言えば「文武両道」で。繊細さと剛健さを併せ持っているからこそ野生的なタッチでありながら微妙な色彩感覚の表現力をも併せ持っている。レオナルド藤田は器用さを悪用され戦闘シーンの絵画を強制され軍国主義の日本を嫌ってフランスに渡り、クリスチャンの洗礼を受け聖堂の天井絵を描いたりしたそうだが、彼の日本絵画風の滑らかな面相筆のラインは美しい。恋人と南米にも渡り多くの作品を残している。日本の画家たちもフランスで活躍した巨匠たちの影響を受けている人たちがほとんどだが、しかし、その昔、日本にも外国から崇められた北斎や広重ら、多くの巨匠たちがいた事を忘れてはならない。あれだけ豪華な顔ぶれの絵画展で1,300円は決して高くない(前売りや年次会員がお得)。重い荷物も100円玉が戻る大・小のロッカーがあるので落ち着いて絵を見る事ができた。駐車場は真ん前の有料駐車場で600円だったが、15丁目の立体駐車場は提携していて僅かだが割引になるらしい。とにかく館内は静かで涼しい。真夏日にはおススメのスポットだ。

絵をみると、また描きたくなってきたが、残念ながら油彩も水彩もリキッドも、ポスターカラーも筆もPC(Machintosh)で制作するようになってから、しばらくご無沙汰していたら、ゴルフ道具と同じく捨てられてしまった。絵を描かない人にとっては油絵の道具は油臭く汚いのだろう。あったはずの地下室の棚には子供たちのクレヨンと教材の絵の具箱しかなかった。レオナルド藤田のお得意の面相筆の一本くらいどこかに捨て忘れていないか?探してみることにしよう。「芸は身をたすく」でヘタな絵でも札幌に来た頃には、「新築祝いの贈り物」や「喫茶店の装飾」などにと買ってくれた人が何人かいた。1枚3万円ぐらいだったが当時の僕には大金だった。器用貧乏は現在も同じ。

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ラジオ体操。

ラジオ体操は、昔も今も「夏休みの朝の風物詩」だ。子供たちはちゃんと早起きして出かける。ほんの30分ばかりの毎日の行事だが近くの公園で皆んなが顔を合わせて、あの暴れん坊も行儀良く体操して上級生からカードに判を貰って帰る。長い夏休みのラジオ体操の皆勤賞は最後の日にもらえるご褒美の駄菓子や文房具だ。これぽっちの賞品でも、こんなに行儀良く参加してくる子供たちに、現代っ子もまだ捨てたもんじゃあないと感じた。「勉強しろっ!」と、親のお説教よりもラジオ体操の音楽の方が効き目があるとは?不思議でもあり、ラジオ体操の威力を改めて思い知らされた。

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子供のための小説?。

Once upon a time, at some places.むかし、むかし、あるところに・・・から始まる昔話は、大人にとって、子供に読み聞かせるには大変都合のよい教科書だった。今では子供のほうが情報過多で全く信じないし「アリエナイ?」となる。PCや3DSやスマホの通信機器からは大人が作ったであろう教育とは程遠い?いや残虐なシナリオの話ばかりだ。いじめなど昔もあったが自殺まで追い込む例はなかった。子供たちの心もアニメの中の創られた人格に似ている。戦隊ものにしても数人で少ない悪?を退治するが果たしてどちらが悪なのか?勘違いさせてしまうから怖い。美しく派手なものが善で醜いものが悪の表現もどこか気になる。「キモい!」と言うヤツだ。「ウザい!」とか、「死ね!」と日常会話でも使われている。夏休みに水あめを貰って見た自転車のオジサンの紙芝居は楽しかったが、今では通用しない。水あめも不衛生だし変なオジサンの話?になってしまう。男の子も女の子も、子供の「おっさん化」はどんどん進んでいる。道徳が授業に取り入れられているが、さっぱり効き目が現れて来ない。嘆いてばかりも居られない。「芥川賞」や「直木賞」などより「現代版イソップ童話賞」の誕生が必要だ。決まりは、巻頭、Once upon a time, at some places.から必ず始まるシナリオで。子供たちの間でベストセラー?視聴率50%以上?の・・・。

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