「デンワ、急げ!」。

「人間とは・・・」と、大上段に構えなくとも、少なくても僕にはバイオリズムみたいなものがあるようですね。何事にも「ノリノリの日」と「ノらない日」があって週中から週末に掛けては比較的「ノってる日」に当たります。短いようで長い人生の中でもバイオリズムが多分に作用していて「ノっている時季」には多少ムリをして、「ノらない時季」にはラクをしてしまう。これで相殺され、ストレスも解消されているのでしょう。昔々、某電力会社のワガママ担当者の方から日曜日に自宅で寛いでいる時に電話が来て、打ち合わせに自宅までスグ来てと言われました。その当時は営業になりきっていなかった僕はシブシブ行きました。彼のうちも引越しの最中、散らかった中での打ち合わせをしました。また休日ゴルフでノリノリの最中にも電話が来ます。幼稚園の子の付き添いで動物園に居ても電話です。カラオケでノッてる最中にも電話です。都合の悪いこんなときは、音に気づかれないように注意します。グリーン上だと『カラ~ン!』なんて音がすれば遊んでいることがバレバレです。誰にも遠慮などしない「猿の鳴き声」もヤバイです。「カラオケ」はもっと大変です。トイレに行っても廊下に出ても、ロビーに出ても、大音量のノリノリの音楽が流れています。サービス業はそれぞれ事情が違うので休日のデンワも仕方がありませんね。でも遊びながら仕事を受注出来るなんて最高の幸せですね。だから休日の電話には極力出るように心がけています。バレないように?「善は?急げ!」です。

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インターネット文化塾(29)「目にはPCを歯にはPCを!」。

ネットには少々閉口してしまいますね。格安の輸出用スタッドレス・タイヤを一度購入したら頻繁にHTMLメールが今も届きます。野球チケットを買ったらひっきりなしに興業関係のPRです。仕事の景品でお酒を大量に買い込んだら大酒飲みに分類されたようです。中古カメラを検索したらネットを立ち上げた途端にカメラのバナー広告です。BMWを検索したらBMWのバナーが最初に来ます。怪しいサイトを検索すれば『ド・スケベ』と分類され、ヤバイ画像のバナーが現れるでしょう。別に害を与えられる訳でもなし、と放置していますが、対策としてはPCを数台持つ事ですね。仕事用はウインドウズのデスクトップとマックのデスクトップとウインドウズのノートPC。自分用にはウインドウズのタブレットとノートPCとマック・ノートと。夫々に使い道を決めています。ネット検索も仕事とプライベートでは傾向が違いますからね。つまりネット側が特定する個人とは?実は個々のPCを個人と勘違いさせてしまう事ですね。『目には目を、ネットにはPCを』ですか?でも、これも一度に買えば、お金がかかりますね。僕は中古のややハイ・スペックモノで揃えるよう心がけています。PCも年々性能が良くなって中古と言えど買い替えが大変です。

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ハンド・パワー?

『ゴッド・ハンド』の続きでもないが、不思議な現象と言うか、超能力とでも言って欲しいくらいに僕の指の力は凄い!。僕の指に掛かれば何でも壊れてしまう。娘が小学校の工作を僕に見せたくて手渡した途端に一瞬にして壊れてしまった。今でも恨まれ、根にもたれている。受験勉強の時に気分転換にと真新しい万年筆を購入してキャップを取ろうとした途端に壊れた。シャチハタの印鑑も買ってすくにキャップをつまんだだけで割れてしまった。とにかく何でも壊れてしまうので気になっている。但し、指に馬鹿力が働くので重宝がられる場合もある。瓶のキャップが硬く閉まって開かない時は僕の出番だ。身体は華奢で力など無いが、手首や指にだけパワーがある。高校生の時には教室で腕相撲大会があり、柔道部の屈強な大男にも勝った事もあった。コツはいち早く、得意の強い手首のスナップで相手の手首を手前に巻き込み自由を奪う方法で面白いくらいに勝てた。しばらく腕相撲も忘れていた或る日、前職の会社の本社から会長がやってきて、クラブでお酒の余興に腕相撲を挑まれた。見守るホステス達の目前で、僕より5歳年上の会長に難なく勝ったが、他の社員には『会長には負けろ』と言われたが聞く耳を持たなかった。二年後本社から会長が再来札した際に『君は意外に腕相撲は強かったな~ぁ。でも負けなかったけどな』と社員みんなの前で卑怯にも言い放った。余程悔しかったのだろう。二年も経過しているのに根にもたれていたとは。きっと、これまでは、気を使う取り巻きに恵まれていたに違いない。指や手首の力のお陰で僕はいろんな人に妬まれているようだ。ハンド・パワーでプライドを傷つけてはいけなかったのか。その後、腕相撲は封印した。おかげで筋力も低下して手首も腕も細くなってしまったようだ?。いや、単なる歳のせいだ。

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真の『ゴッド・ハンド』とは?。

科学者・考古学者とは優れた妄想族かも知れない。自分が生きていない未知の過去に仮説を立てて発表する。私達はそれを信じるから自分の祖先も猿だったんだろうか?などと考えるが、意外と猿たちは迷惑がっているのかも知れない。現代っ子の彼ら彼女らは動物園の安全な場所で食料確保の苦労もせずに、毎日のうのうと人間観察をして楽しんでいる利口な生き物なのかも知れないからだ。考古学の分野では発掘名人で『ゴッド・ハンド』の異名を持った或る考古学者?が自分で闇にまぎれて事前に土器を埋めて置いて発掘したような偽装を続けていたところ、新聞記者Y氏が発掘現場に張り込んで撮影し、すっぱ抜いた有名な事件だが、考古学者もこの事件で、その世界から葬られたようだが、たまたま僕の知り合いが、記者のY氏とかつての飲み仲間だったので、スクープをあげた彼のその後を聞くと、なんと?既に記者から足を洗ってカメラもペンも捨てた両腕だけを資本にして、急遽東京の専門学校で勉強後、指圧・整体師に転身していた。話によれば、何でも彼の上司が手柄を横取りして特権乱用で表彰まで受けて出世したらしい。ドロドロの大新聞社の組織とキッパリ縁を切った元新聞記者のY氏が、考古学者の異名でもあった本当の意味での『ゴッド・ハンド』になったようだ。檻の外で自由に動き回れる人間たちは、或る時、常識では想像できないほどの脳(猿知恵)を働かせ、他人や動物の脳にストレスを与えてしまっている。与えている側は出世したり有名になったりして気持ちよくストレス解消しているのだろう。こんな人間は動物園の利口な猿たちにも劣るかも知れないし、祖先などと思われたくないのではないかと、僕は自由に仮説を立てて妄想している。ちなみに僕は『サル年』で、習ってもいないのに、生まれつき指圧が得意な『ゴッド・ハンド』の異名も自負している?

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外国語。

外国語は難しい。外国人こそ「日本語は難しい」と思うのだろうが。日本語がそんなに難しいのなら外国語のほうが簡単なのかも知れない。簡単でも真剣に覚えようと思っていないし必要不可欠な環境に身を置いていないからだと思う?いや身を置こうとしなかったから。一度カナダ人とデザインの打ち合わせをした事がある。身振り手振りのほかに英語の単語とイラストを紙に描きながら何とかお互いに理解した。先日、北海道神宮にお参りしておみくじを引いたあと境内駐車場手前の六華亭のお店で「判官さま」の焼きたてを食べたくて焼きあがるのをじっと待っていると中国圏の観光客の若いカップルが「判官さま」を食べたいらしく、焼いていたおばちゃん店員に「ハウマッチ?」とか何とか言った途端におばちゃん店員が「ワンピース、フォーハンドレット エン。OK?」と返したのには驚いた。おばちゃんは堂々として外人慣れしている。ただのおばちゃんではなくカッコよかった。僕も後で考えたら、なるほど「判官さま」は一個400円だった。中国圏の観光客の方たちのほうが英語慣れしていた。僕の家族も韓国語を相当前から韓国人の先生のカルチャー教室で習っていて生徒たちと韓国旅行したりお酒を呑んだりと熱心に?習っていてもまだ完全にはマスターできずにいる。僕の持論は「習うのではなく慣れろ」だ。覚えたい国の友だちを持てば自然に身につくと思う。中学の時、特定郵便局長の娘で超スタイルが良くて超美人の同学年の女子が居たが『神は二物を与えなかった』のだろうか、言っちゃぁ悪いが?とんでもない頭の弱い子だった。ところが、進学せずに東京の就職先が外人宅のメイドだった。次に会った時には、英語堪能なカッコいいギャルに変身していた。馬鹿にしていた僕達が馬鹿に見えてきた。友達になったり、一緒に暮らしたり、お互いもっと近づけば、語学も肩肘張らずに身につくし誤解も無くなるのだろう。「判官さま」を焼いていたおばちゃんに学んだ一瞬だった。

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