読み違い?

昨日のブログで、漢字の読み違いを取り上げたが、最近はPCで入力すれば漢字変換してくれるので、すっかり漢字を書けなくなった。むしろ小学生の方が書けたりする。一方、読み違いも自ずと多くなる。あるイベントでの出来事だった。ステージでイベント開幕の挨拶を放送局の若い女姓アナが、僕が渡した原稿を元にアナウンスした。終わりの方に『何卒よろしくお願いいたします』と、PCで打ったのだが、何と?『ナニソツ・ヨロシクお願いいたします』と言ってしまった。会場はどよめき、僕はステージの袖で赤面した。簡単な文書でもリハーサルをやるべきだった。また、先日クルマで何気にラジオを聴いていると、今流行の若い女の子のユニットが出演のトーク番組だった。ジョークを交えてお互いを暴露したりする普段の会話だ。でも、その中でも『七変化』と言う言葉が出てきたが、彼女は『シチヘンカ』と言った。そして誰もとがめなかったのだ。PCやネットの時代になって、読み方も話し方も間違いだらけ。これって誰かが治してあげないと、そのまま総理大臣にでもなったら、日本語が堪能な外国人に注意されそうだ。今度から、ラジオで間違いを聴いたら本人に伝わるよう、ラジオ局から伝えて貰った方がいいのではないかと思う。ご本人のためにも。

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自信過剰?

ある作家の書のお話で、約3人に1人は自信過剰だと書いてあった友人のブログに同じテーマがあったので自信過剰について思い出した。『自信』にも良い自信と鼻につく自信がある。スポーツや娯楽や仕事にも自信は大切で自信を失くすと心の病にもなり兼ねない。形の無い『自信』に支えられ健康で働いていられたり、遊んでいられたり出来る一方、自信過剰な人に振り回されるほど迷惑な事はない。『何様?』とばかりに小馬鹿にした態度で自信たっぷりにヘタをこくから可笑しい。昔々のお話、そんなパワハラ上司が居た。バブル景気で世の中が浮かれていた頃だが、彼の晩年の仕事は、媒体社への不要な接待ゴルフと、全く意味の無い媒体社への飲食接待。出社すれば毎朝、十紙以上の新聞を応接のテーブルで一日掛けて読むことだ。(勿論スポーツ紙の色記事も)。当時の媒体社の営業担当者(次長・課長)も心得ていて、夏は涼みがてらにゴルフ談義に立ち寄り、ムダ話に合わせてゴチになる。僕達が外で汗して稼いで来る利益が媒体社の個人へと還元されて行く悪循環だ。こんな彼の自慢は新聞ネタの知識が豊富な事で、決して悪い事ではないのだが、強いて言えば、部下に高圧的に『お前、これ知ってるか?』と突然振って来て『お前、そんな事も知らないのか?新聞くらい読めよ!』と来る。内心『お前さんこそ新聞ばっかり読んでないで働けよ!』と呑み込む。ゴルフも社の費用で数行けば多少は上手くなるはずだが、ある新聞社主催のコンペで一緒になった事がある。彼がトップスタートでギャラリーが多い中、いきなり『ナイス、チョッと!』をやらかした。スタート前のあの自信たっぷりの素振りは???本人以上に僕が恥ずかしかった。また或る日、社の創立記念日の朝礼で小難しい『社訓』の大きな額を目の前にして一斉に読んだ時の事、彼だけが『遵守』の箇所を『そんしゅ』?と読み上げた。その一言は今でも耳に残っている。マンガ好きのどこかの総理大臣が国会でやらかし、足を引っ張られたあれだ。新聞全紙で長年身についた知識を持っても読み方の自信まではつかなかったようだ。自信過剰もお酒のみの自慢話も自己PRなのだろうが、度が過ぎると、必ずボロが出るから面白い。

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MOSHIMO?

昨日から自宅PCで『MOSHIMO』と言うエクセル・ファイルを作成している。内容はこうだ。『もしもロト6・ロト7で大口当選したら』の時のための心の準備のための使い道一覧表だ。2,000万円なら、5,000万円なら、1億円なら~8億円なら?。99%希望的でもあり、1%現実的な夢でもあるが全く無いとは言えない偶然性を願いつつ。意外に困っていない人のところにお金は集まるのだろうと思いながら『遊び半分本気半分』で今日(木)抽選のロト6に400円と、18億円キャリー・オーバーの明日(金)抽選のロト7に600円だけを託した。ちなみに先週は1,000円当選していた。

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まつりの後。

祭りも終わって、静けさが戻った札幌にも、いよいよ夏らしい気候がやってきた。日中は26℃。さわやかな風が頬を撫でる。本州では入梅だと言うのに湿気もない。あの夏の猛暑を経験済みの僕は多少の暑さもしのげる自信があるが、道産子の人達は『暑い!暑い!蒸すね~』の連発、こんなカリフォルニアのような気候で贅沢を言っている。こんな時はみんな冷房の効いた建物かクルマに逃げる。クルマも一昔前の北海道ではエアコンなんてぜいたく品で窓を開ければいいと言っていたものだが、今では新車も中古車も標準装備だ。確かに温暖化なのか?昔に比べて北海道も夏が暑くなった気がする。夕べのニュースでは今日も暑くなるらしい。

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条件反射。

虚業のように言われがちな『広告』に携わって久しい僕だが、『広告の効果』についてはハッキリ認めている一人だ。例えばTV-CMなどは何度か見るうちに頭に刷り込まれ、画面を見ずしてCMソングが聞こえてくるだけで商品をイメージできる。昔、ネスレ(旧ネッスル)の『♪ダバダ~ダバダバダバダ~・・・』とスキャットCMの音が流れると『ネスカフェ』が飲みたくなり、『クリープを入れないコーヒーなんて・・』と続いて流れてくれば毎回クリープを入れてしまう。これでネスカフェを随分消費してしまった。今は砂糖は小さじの先端にほんの少しと昔ながらの粉状ネスレを小さじ半分以下、クリープかブライトかスジャータで超薄ネスレを飲んでいる。今朝も起きがけに2杯は飲んだのはあのCMで刷り込まれた影響が続いているからだ。クルマもそうで、『いつかはクラウン』でクラウンに憧れた団塊世代や、『隣のクルマが小さく見えます』のカローラ世代などCMの消費に与える影響は大きい。広告を制作する上で制作者たちは表現に苦心してヒットを生み出す。生活者の目で考え共感を得、納得ずくで購買に結びつける。クライアントも消費者もCM制作者もお互いの利益を得られてこそ広告のあるべき使命だ。衝動買いなどもあるが、その場合は商品が与えるインパクトが強いからで、広告表現云々以前の『商品力』があるからだ。『商品力』のあるモノの広告には美しいイメージだけでも共感を呼ぶ。なぜなら、多かれ少なかれ消費者に既に予備知識があるからで理解されているうえでのCMだからだ。ところで、前述のように、暮らしの中でCMによる『条件反射』で消費している商品は、今、何があるだろうか。

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