運命。(不運なハト)

先日の水曜日。午後から急に降り出した雨の中を飛んでいたのだろう。不運なハトが雷に直撃されて即死状態で落下してきたと言う。それも葬儀社の玄関先だったと言う。濡れた羽を休ませるための雨宿りの場所を探していたのか?、それとも遠出しすぎて急いで戻ろうと考えたのか?相当高いところを飛んでいたに違いない。この不運なハトに限らず、運命は自分ではコントロールできない。生き物は地震や火山活動や豪雨や事故など偶然や自然の力にはかなわないし、地球に残された生命体も厳しい環境を乗り越えて生きてはいるが、一瞬にしてポンペイのように天変地異で埋もれてしまうかも知れないし、僕達も後世でアンモナイトの化石のように発見される運命にあるのかも知れない。夜空に輝いている星も、実は何万光年も昔に消滅しているものを見ているのだと言われているが、果たして地球はこのままの状態でいつまで残れるのだろうか。自分たちの知る地球の歴史など宇宙ではホコリの粒子にも及ばないくらいなのだろうが、我々もヒビの入った生タマゴのような地球の表面のプレートに今日も暮らしていることすら不思議だ。地球の運命は如何に?その前に、人類の運命は?いや自分自身の運命は?どうなのかなどと深く考えたくはないが、中国では長江の大河で不運な運命を迎えた人たちが大勢いる。カトマンズやネパールでも。

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インターネット文化塾(25)「変なもの?」

日本年金機構の個人情報流失事件は他人ごとではない。メールに貼られたリンクか添付ファイルを、最もらしい誘導文書で開かせる手口のようだ。そのPCのアドレス帳の宛名すべてにメールが送られウイルスが進入する。ドローン事件もそうだが、遠隔操作で、まさかの弱点をついて侵入し、情報が抜き取られる。個人情報が悪用されたり、本人が知らない間に年金受取人の変更が行われたりしたとしたら恐ろしい事だ。コンピュータウイルスも手が込んできている。僕の仕事場のデスクトップは、ウインドウズとマックの2台とウインドウズのノート1台だ。デスクトップのウインドウズにも時々現れる怪しい奴がいる。先日見つけてアンインストールしたのに、また現れた。用心してこの手には乗らないが、かなりしつこい。まずブラウザのグーグルクロームを開いてホームページを検索。この時点で白いページに『Block It Ad vemoverと出た後におめでとうございますと、添付写真のような、いかにもグーグルからのような画面になる。どのホームページに行っても同じだ。アンケートで個人情報を引き出そうと虎視眈々と狙っている。その画面をウインドウズのプリント・スクリーンで保存した。Kさんに相談して、こっそり入り込んだPCの中の悪の根っこを探してアンインストールしなければ。しばらくはグーグル・クロームを使わず違うブラウザ(アイアンなど)で検索。こんな画面とコメントは絶対怪しい。全く油断できない。スクリーンショット 2015-06-04 9.27.22

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ゴルフ。

昨日は朝一番に銭函に行った。市内高速の延長で銭函ICまで行くか迷ったのだが、時間も間に合うと見て、あえて新川ICで降り、新川通りを北進し、突き当たりを左折、やや走ると右手に『小樽カントリー倶楽部新コース』の看板が現れたので右折。突き当たりが小樽カントリー倶楽部だ。平日だと言うのに駐車場はほぼ満杯。優雅にゴルフを楽しめる富裕層の方たちの高級車が並んでいる。コンペティーションでも入っているのだろうか。僕はゴルフをするのではなく副支配人に会って7月9日に開催のBMW GOLF CUPの打ち合わせだ。名門コースだけあってコース整備が行き届いていて気持ちいい。8月には女子プロのトーナメントも開催されるらしい。このコースは海が近いリンクスコースで芝も根が太くタフで素人の僕達にはとても難しい。ラフに打ち込めば太くて長い芝がクラブに絡んでフェースが開き球は右に飛び出して林に入る。林に入ればフェアウエーに出すのに一苦労。余り自信がない僕は『プレイ代25,000円以上で難しいコース』として敬遠したいコースだ。ところが以前、輸入家具の広告クライアントの専務さんから突然電話が入り、コンペのメンバーが欠けたのでピンチヒッターを頼まれた。ゴルフズボンのお尻のポケットに裸で3万円を入れてスパイクレスシューズも履いて、そのまま直ぐコースに出れるスタイルでクルマを出した。今回と同じ新川ICから下りて新川通りを北進。真夏のこの辺りはクルマの外気温度計が32℃を指していた。いよいよスタートで1番ティーグランドに行くと脇に日よけのテントまで張られていた。打順待ちで中に入ると日差しはさえぎっても輻射熱で蒸し暑かった。このまま回れば熱射病になるのではとの僕の心配をよそに年寄り連中まで皆元気で驚いた。暑さに弱い僕は競うのをやめて、コースのところどころに噴出すスプリンクラーの水に向かって打ち込んでシャワーを浴びながら回る事にした。何とかブービーやブービーメーカーにもならずギリギリで上がり、社長さんたちとレストランへ。暑かったのと成績も悪かったので大して話題も食欲もなく、仕方なく『うどん』を食べた。表彰式も終わって風呂は家で入ることにしてフロントに支払いに行くと、前の女性が3人分9万何がしを払っていた。ポケットに3万円しか持ってこなかったし財布とカードも置いてきた僕はドキッとした。このコースは高いのは分かってはいたが食事代を入れたら一体いくら請求されるのかと?恐る恐る『おいくらですか?』。『2万9千円です』。『ほっ!』と胸をなでおろした。『うどん』でよかった。それからゴルフはカードも持って出かける事にしたのだが、或るコースで『ウチはカードは使えません』と言われたこともあった。やはりお金のかかる遊びだ。ところが、仕事でいくつかのゴルフコースのオープン広告を手がけたが、その一つ早来のゴルフコースではオーナー社長から金曜になると必ず電話があり『明日行くよ!』とお誘いがあった。早朝にゴルフ場に行くと事務所に通されロストボールを貰って社長さんとカートでスタートする。社長は僕よりは上手いが余り勝負にはこだわらないで冗談ばかり言って回る。18ホールを終え、一緒に食事。『好きなもの注文して』と。帰りには『ご苦労さん!』などとお礼まで言われて『また来週!』と誘われる。決して高いコースではなかったが、オーナー社長の顔パスですべてロハ。信じられない程幸せな気分だった。高級なクラブを2セット持っていた社長のシャフトの硬い使わなくなった方のクラブセットを5万円で譲ってもらった。僕のお気に入りのクラブだったが、ゴルフを余りしなくなった或る日、家で邪魔モノ扱いされてキャディーバッグとともに捨てられた。ゴルフをしない息子はご丁寧に金ノコでシャフトを二つに切って燃えないゴミに出したと言う。悲しい話だ。その後クラブは借りて2~3回プレーしたが、あれほど熱を入れていたゴルフにも身が入らなくなったこの頃だ。

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マウスピース。

MEET MINIで訪れていたイオンモール札幌平岡の2Fには楽器店がある。これまでにも時々覗いてはいたが見るものは昔経験のあるトランペットかギターだ。でも高価だからいつも見るだけだった。中でも安いポケット・トランペットが15,000円が20,000円以上に値上がりしていた。遊ぶには手ごろな価格と思っていたが益々遠のいていく。今日は珍しくショーケースのガラスが開いたところにそのトランペットやガラスのフリュートやバイオリンがあって「体験コーナー」と書いてあ ったのでトランペットを手に取って3本のピストンを動かしてみた。指が音階を思い出したように動いた。でもマウスピースが無いから吹けない。マウスピースの並んだショーケースを見ると10,000円以上の中に何と900円の透明樹脂の練習用があった。『これだ!』と早速買って店員さんに『あのランペット吹かせてください』と頼み込んだ。果たして音が出るか心配だったが、何とか音は出た。いきなり昔のようには吹けないので『練習用マウスピースで吹けるようになったらまた来ます』と言って楽器店を後にした。ポケットの中のマウスピースを取り出して締め切ったクルマの中で時々練習を始めた。果たして上手く吹けるようになるのやら。それにしても吹けるようになれば本体は高価だから、また心配事が増えた。

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レッドブルの缶を載せたMINI。

31日(日)朝、僕は「MEET MINI」の会場「イオンモール札幌平岡」に向かった。心配した雨は僕の予想通りぴったり上がり風もさわやかだった。開場直前に大きな飲料缶「レッドブル」のレプリカを載せたMINIのカブリオレがMINIの試乗車が並んだ駐車場に入ってきた。MINIにもイオンにも許可をいただいて屋外会場だけで飲料缶のサンプリングをする事になったらしい。缶のはいったバッグを肩にかけた女性がサンプリングを始めた。僕はそのスタッフの一人のお譲さんから声を掛けられた。「レッドブルいかがですか?」と。僕の好奇心はレッドブルではなくサンプリングのシステムだった。「君たちはレギュラースタッフ?それともイレギュラー?」。「レギュラーです」。「ところで何処の広告代理店?」。「いいえメーカーつまりレッドブルジャパン直接です」。「どこまで活動するの?」。「全道です」。「どこかのスタッフサービス会社に所属しているの?」。「いいえ、全て四大の女学生に限られているんです」。「入れ替わりもあるの?」。「卒業などで申し渡ししたり」。「運転もするの?」。「ええ最初の半年ほど訓練します。缶を載せているので少し後ろが見にくいですから」。余り詳しく聞いたので怪しまれるといけないと、「僕は関係者、MINIとBMWの広告をさせていただいている会社」。と、彼女「私の家もBMWなんですよ」。「そう。今度MINIのイベントの時にレッドブルお願いするかも知れないからよろしくね」。街で見かけたレッドブルの缶を載せたMINIの謎がようやく解けた瞬間だった。これですきりした。むしろコカコーラや他の飲料メーカーではどうしてやらないのかと思った。商品のPRとクルマのPRを兼ねたコラボレーションだ。それには個性的で目立つクルマでなければならないと思う。(写真のセンター奥に小さく見えるのがレッドブルミニ)

レッドブルとMINI

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