台風コロッケ

korokke台風の日は、ネット上でコロッケに関する書き込みが増えると言われています。その回数は年々増え続け、ついに警視庁のツイッターにも書き込まれたことが話題になっています。
https://twitter.com/MPD_yokushi/status/598038451460644865
これの元になったのは、2001年の、2ちゃんねるのある書き込み。台風の11号の状況を話し合うスレッドの中に

念のため、コロッケを16個買ってきました。
もう3個食べてしまいました。

と書かれたことが始まりだそうです
http://mimizun.com/log/2ch/news/998366541/

台風コロッケはまだ流行にはなってませんが、台風シーズンになるたびに引用され、追随する書き込みが増えています。もともとのスレッドもコピーされて保存され、消えることはありません。メディアが取り上げたかどうかはわかりませんが、ネット上では「いまさらそんな当たり前のこと」という反応さえあります。いつブームになり、新しい風習のようになっても不思議ではない、面白い状況です。
流行というのはメディアが作るものではなく、消費者の中で生まれ、口コミで火が着いたものを、メディアが取り上げることでブームになり大きな市場が生まれます。とりわけネットではどんな小さな火でも一旦ついたらいつまでも消えることがなく、拡散し始めたら一気に広がります。ネット以前の社会ではその着火点が見えにくかったので、あたかもメディアが火付け役になったようにみなされ、またそれを「仕掛ける」と称した動きもありました。うまくいったものもありましたが、多くは模倣だったために失敗しました。いつ、どんなところからブームがわからない時代だけに、個人レベルでも情報発信や情報伝達を続けることが、ビジネスにも欠かせないものになったと言えます。

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ツイている男たち。(2)

昨日の日ハム対オリックス戦では、札幌ドームの来場先着25,000名に観戦証明書が渡された。広島広陵高で春夏甲子園にも出、早大では6大学リーグ通算19勝の実績を持つドラフト1位指名で日ハムが獲得した投手有原航平のプロ一軍初登板初先発戦だったからだ。右ひじ痛で出遅れ二軍で調整登板しながらの昨日のデビューだった。さすがの名投手も初陣の緊張からか先取点を取られ、カラバイヨには追加点となるホームランの洗礼を受け、6回を投げきってベンチに引き下がった直後、4番打者中田翔のヒットをきっかけに、昨夜のヒーロー、あのキリスト顔のヒゲの男ハーミッダがまたまた二塁打の活躍で中田がホームに帰ると、続く名三塁手レアードが好投を続けていたオリックスの東明から逆転の2ランホーマー。谷本、鍵谷(北海道)、増井の強力なリリーフで3対2で勝利した。お立ち台では有原とレアードがヒーロー・インタビューを受けた。これで観戦証明書にも大きな価値がついた。チーム・メイトたちに助けられたとは言え、有原はツイている男だ。レアードも前日、大谷君、増井投手とお立ち台に立った僚友ハーミッダの活躍が刺激になったのかも知れない。もう一人のツイている男、今売り出し中18歳浅間は1安打と昨夜も活躍した。3位に転落したチームもこれで首位西部と1ゲーム差の2位に返り咲いた。新人たちの活躍が目立っている。観戦証明書を貰って有原が1勝を上げる試合となった野球史の1ページに立ち会った人もツイている。余談だが、お立ち台の陰の立役者でほとんど顔を見せないが外国人選手に説明し答えている日ハムの通訳の野茂君は名前のとおり、あの大リーガー「トルネードの野茂」の息子さんらしい。

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天使の涙。(看護師さん感謝企画終了)

昨日は忙しい一日だった。午前中デスクワークと言っても制作作業もだが、午後は次週のクルマの試乗会イベントの最終打ち合わせ。夕方から開催の「看護師さん感謝企画」の立会いだった。思ったより入りが良くホッとしたが協賛をお願いしたMINIディーラーさんにもこれで安心してご報告できる。特定の年齢層の方々や特定のジャンルの方々をご招待する企画も長く続けなければ定着しない。女性がほとんどの客席を占めていて新しい映画の試写会「お母さんの木」は、とても喜ばれ館内には「天使の涙」がたくさんこぼれていた。

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ツイている男たち。(1)

大谷翔平君はすごい!二刀流のうえに今シーズンは、昨日で、もう6勝の負け知らずだ。淡々とした表情で強打者たちをキリキリ舞いさせて二桁もの三振の山を築く。昨日の札幌ドームでのパリーグ首位西武との3連戦の最終日に先発登場した。見事なピッチングだったが最終回にピンチを迎えたところでクローザーの増井投手に交代。危ない場面が何度もあったが大谷君が勝ち投手になった。前日まで4連敗中の打てなかった打線の代表(?)ハーミッダ選手がタイムリー2点打をやってのけた。勿論お立ち台には3人が乗った。ツイてる男たちのインタビューも気持ち良かった。

 

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広告文化塾(1)新聞

文字通り広く告げるのが広告だが、現在ではメディア(媒体)も増えて、必ずしも広くとは限らない。ある特定のエリアにのみ露出投入するものもあるからだ。一昔前なら新聞は全戸に近い購読紙としての位置づけから本紙内の広告や折込チラシが効果的だった。しかし数の原理で多ければ安心ではあるが果たして購読者全員が見ていたかは疑問だ。むしろ現在の日本全国平均では約50%弱の人が新聞を購読?(取っているとして)と仮定すれば生活レベルの高い人で経済的にも余裕のある人たちとも推定できる。したがって新聞は今や購買層を多く含む選別されたメディアとも言えるのかも知れない。新聞と言えど通常サイズのブランケット判からコミュニティ・ペーパーのようなタブロイド判まで様々だが、僕達の業界では全国紙に当たる朝日・毎日・読売を中央三紙と呼び、特殊だが経営者などが購読するであろう日本経済新聞。専門的な業界紙などもあり、道新のような一般的な新聞を地方紙と読んでいる。このほかに、特定地域エリアに発行されているブロック紙、スポーツ紙などがある。発行部数はABC協会加盟社のみ輪転機の出力カウンター監査により公表されている。しかしABC加盟社以外は自社の公しょう部数で曖昧だ。最近は各紙とも部数が減る傾向にあるので目安としては折込できる新聞であれば「折込申し込み表」などと照合してみると概ね判る。毎日新聞などは先んじて夕刊を廃止して高齢化にあわせ活字を大きく、紙も白く見やすく改善している。各紙も最近では活字を大きくしている。発行部数の減少はインターネットのニュースの速さが起因している。しかしこれまで新聞は記事も社内考査を経て活字化されており、信頼性は高いが、書物も読まなくなった現代人に新聞各社とも苦戦している。時代変化に順応して電子版をいち早く取り入れているが、本紙購読が条件で配信したり、様々だ。インターネットの情報を100%信じるのも危険だが、新聞でしか出来ない必要とされる事を探さない限り発行部数減少にブレーキは掛からないだろう。そういう僕は今、クルマのイベント告知用22日付新聞広告を制作中だ。

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