5月5日は『こどもの日』。

kutsugen5月5日はこどもの日。昔は端午の節句と言い、菖蒲(しょうぶ)の葉を飾り、ちまきを食べ、鎧兜を飾りました。また鍾馗(しょうき)さんという、閻魔大王のような格好をした中国風のヒゲ男の人形を飾ることもありました。それがなぜこどもの日になったのか、何となく分かったような分からないようなところがあります。

端午というのは、旧暦の午(うま)の月の午の日。中国の楚の国の政治家で詩人の「屈原」が川に身を投げて自殺したことを悼んで始まった行事と言われています。人々は、清廉潔白すぎたために大臣の地位を追われたあげく、国の将来に絶望して自殺した屈原の死を悲しみ、その体が魚に食べられないよう、ちまきを投げ込んだと言われています。はい、ここで「ちまき」が出てきました。

また、この時期は季節の変わり目で食中毒などが起こりやすくなるため、昔から殺菌作用のある菖蒲の葉を飾りました。ここで「菖蒲」が出てきましたが、鍾馗さんというのも、病気を退けたという伝説のある道教の神様で、衛生や保健に関わりがあります。
端午の節句は「菖蒲の節句」とも呼ばれましたが、同じ読みの「尚武(武道・武勇を重んじること)」に通じるとして、武者人形などを飾り、男の子の健康や武運長久を祈る行事になってきました。

ちなみに江戸時代には、自分のことを謙遜して「まだまだ手前なぞは、ほんの屈原でございます」と言ったそうです。ずいぶんと偉い人を引き合いに出して謙遜したものですが、これは屈原の有名な説話「漁夫辞」の冒頭が、「屈原は既に放たれ(くつげんはすでにはなたれ)」で始まることから、洟垂れ小僧に引っ掛けた言い方でした。

もしかしたら、これでようやく小僧=こどもの日とつながった?

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GWドライブのおすすめスポット。

札幌から40分ほどの厚田は『望来』(もうらい)の戸田記念墓地公園の桜は毎年見ているが実に見事だ。8,000本と言われる桜が満開の時季は圧巻だ。この墓地公園は創価学会の偉い故人が厚田出身とのことで広大な林野全体を桜の植林で埋め尽くし、今や観光バス・ツアーのルートにもなっている。今年は早く咲いていると予測して29日(祝)行ってみたが、残念ながらまだ早かった。札幌の開花とは一週間遅咲きだ。5日・6日あたりは見ごろと思われる。新聞やTVで流れればドッと押し寄せるから混雑するが、敷地は広大で広い歩道に駐車するように看板に書かれているので駐車には困らない。散る前に、ぜひ、行って写真でも撮って来ようと思う。おすすめのドライブ・スポットだ。帰りに石狩大橋の袂の信号を右折して石狩浜を右に舗装路を石狩灯台方面に進むと奥に『はまなすの丘ヴィジター・センター』があるのでトイレタイムと2F展望ラウンジでソフトクリームを食べながらパノラマを楽しめる。木道で石狩川河口の散策も楽しめるが、戻りながら右手に車が停められる辺りで砂浜に出て裸足で砂を歩くといい。カレイ吊りなんかしている人もいる。その後石狩大橋に戻って石狩川に沿って直進し左側の駐車場に停めて堤防を降りると水芭蕉の群生地だ。時季はやや遅いが、木道を歩いて散策できる。その後は駐車場を左に出て札幌ベイゴルフ倶楽部の前を通り標識が見えたら札幌方面に右折。次の標識で札幌方面に左折。やや走ると『ガトーキングダム』のホテルが見えてくる。このホテルには温水プールやスパもあり、地下に中華レストランやカラオケなどもあるが、食事は1F『ランチ・ビュッフェ』でリーズナブルな料金で、お代り自由で何でもお腹いっぱい食べられるからお薦めだ。もちろん飲み物も多数ある。疲れた頃にお昼の休憩場所としても快適だ。お子様に人気なのは11階までのシースルーのエレベーターだ。もちろんホテル客室用で遊具ではないが、なぜかメルヘンチックなピンクのエレベータからビュッフェを見下ろすのが楽しいらしい。ちなみにビュッフェは大人1200円?(シニア割引あり)小学生以上900円。料金後払い。

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桜の想い出(3)

桜トンネル今年の春は、北海道の桜も早く咲いたので、もう散り始めたところさえある。桜吹雪を見る度に思い出すのは、福井県の某市にある全寮制高校に通っていた頃のつかの間の青春の想い出だ。桜並木の堤防を自転車の後ろに、地元の16歳の可愛いポニーテールの女の子を乗せ、これ見よがしにドライブ?したりして学校中、いや、隣の高校でも噂にもなったものだ。スタイルも良く、写真モデルにもなった大きな瞳のきれいな子だった。家を離れて暮らしていた僕は妹のように、彼女のお母さんもお姉さんも弟も、僕を家族同然に家に招いてくれて嬉しかった。しかし卒業と別れは必ず来るもので、お母さんとお姉さんと弟にお礼とお別れの挨拶の後、桜吹雪の長いトンネルをくぐってその先にある電車の駅で笑顔で別れた。やがて僕は大阪で暮らし始めたが、遠距離でもいつでも逢えると思っていたのに、なかなか逢えず2年後の春、桜の頃にやっとの思いで逢いに行った時が最後の別れの日となった。時のいたずらは若かった僕には残酷だったが、最後に桜並木のトンネルを、花びらの絨毯を踏みしめながら、ゆっくり電車の駅まで歩いてお別れした。電車が動き出すと、こらえていたものがこみ上げて来た。『人それぞれの青春』、『人それぞれの生き方』があるから、青春の一ページに感謝はしても、決して恨んだりはしていない。・・・が、あれから、あの桜を一度も見に行った事はない。今年も桜の花びらの絨毯を踏みしめながら、若者たちは歩いたのだろうか・・・。あの時の僕たちのように。・・・・『男はつらいよ!』

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看護師さんありがとう!

これまでに僕は虫垂炎や食中毒以外、病気らしき病気の経験は無いが、入院すれば不安な毎日に違いない。そんな時に大抵の看護師さんは病人に優しく接してくれる。大抵と言うのは、以前ブログに書いたような『おっかない看護師さん』もいたからだが、いずれにしても病人やけが人の面倒を見てくれ天使のような存在だ。以前在籍していた広告代理店で企画したイベントが、今も新聞社で引き継がれている。「看護師さん感謝の集い」のタイトルで話題の映画の試写会や抽選会などで看護師さんの労をねぎらうご招待イベントだ。必ずしも看護師さんだけではなくレントゲン技師さんでも病院の関係職の方々を映画上映できる会場にご招待する。北海道知事や札幌市長、看護協会からのメッセージや挨拶も披露される。人気のクルマMINIは多くの看護師さんたちに愛用されている。そんな事からMINIのディーラーさんに提案して、看護師さんに感謝の意味で協賛していただいた。(今年は5月15日に実施) MINIのディーラーさんには、当日の抽選会のプレゼント品などを多数用意していただいた。会場で上映する映画は東映の「お母さんの木」。鈴木京香さんが、もんぺ姿の昭和のお母さん役で出演。東映の戦後70年企画として製作された。長きにわたって小中学校から高校までの教科書にも掲載され、今年5月には大人向け文庫化も決定した大川悦生原作の同名児童文学を磯村一路監督自ら脚色した作品。貧しいながらも懸命に育て上げた7人の子供たちを次々と兵隊にとられ、そのたびに子供の数だけ桐の木を植えて無事に生きて帰るのを待つ母親・田村ミツ(鈴木京香)を主人公に、残された家族の無念さと戦争の悲惨さを描く。今年1月23日からクランクインした本作のロケも3月10日にクランクアップ。悲しい昭和のストーリーだ。当日、僕も会場に立ち会うが、天使たちの涙が溢れるのではないだろうか。新聞社からご招待チケットを少し戴いているので、ご連絡いただければ差しあげます。(2~3組分)

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電気自動車の普及方法。

電気自動車は優れているのに、今ひとつ販売は伸び悩んでいる。計算上は、ガソリン代より電気代が安い。しかしクルマの価格は電気自動車よりガソリン車の方が安い。中間を取るなら比較的廉価版のハイブリッド車となるが、電気自動車の普及が遅れている原因はインフラ整備の遅れだと言われている。実際に急速充電設備を備えているのは、主にクルマのディーラーさんだが、自分のクルマメーカー系のディーラーさんには行きやすいが、充電のために他のメーカーのディーラーさんには行きづらい。ここまでは当たり前と言えるが、実はもう一つ現代ならではの大きな原因がある。ショールームに商談に来られたお客様や展示会場でお見かけするお客様をよく観察すると、大抵は女性連れだ。奥様か恋人だろうが、一般的だが女性の経済観念は男性と大きく違う。ガソリン代より身近なのが電気代・水道代・ガス代だ。電気自動車は電気を消費するから電気代が一気に上がると計算する。100km走るには30分急速充電で500円。毎日乗れば月に1000kmで5,000円。ガソリン代の一回分の給油代と言っても、余り説得材料にはならない。今以上に高い電気料金を電力会社に払う事自体に抵抗があるからだろう。これからは普及に当たって住宅メーカーの協力も得て、ソーラ発電や風力発電など再生可能エネルギーで自家発電できる住宅とクルマのセット販売プランなどで普及を促す方法も考えなくてはならないと思う。エコカー+エコ住宅のダブル減税など女性や主婦の方にも受け入れられる販売方法を提案したい。クルマメーカーもディーラーさんも、ハウスメーカーも販売会社も、そしてユーザーも納得してご購入いただく事で、全体で環境保護にも貢献できる事にもなる。

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