プレゼント!

竹鶴モノプレゼントは、幾つになっても嬉しいものだ。しかし、催促されると面倒なのもプレゼントだ。また、やたらと無料でモノを欲しがる人は品がない。そんな人にチケットなどあげると必ず『何処で貰ったの?』と来る。大枚払ってサプライズと思っていてもガッカリする。嘘でも良いから人にモノを貰ったら『高かったでしょう?』とぐらいお世辞を言って欲しいものだ。サプライズも過ぎると効果が薄れるらしく、受け手がサプライズと思わなくなり、段々要求が高度化する。貰い癖が当たり前になって多少のモノに不満さえ漏らす。プレゼントやサプライズをする側は『驚きと、喜び』を期待して行うが、これが期待通りに行かなかった場合は企画倒れと言うことになる。広告に絡んだ『ご成約プレゼント』や、『ご商談プレゼント』、『ご来店プレゼント』などに僕たちは頭を悩ませる事もしばしば。クライアントの予算内でより効果的なモノを考えて探す訳だが、すべては貰う側に立って考える。貰って嬉しいのは『大きなモノ』、『小さくても価値があるモノ』、『話題性のモノ』、『女性が喜ぶモノ』、『お子様が喜ぶモノ』、そしていよいよ困れば『デパート商品券』などとなる。最近、記念パーティにご臨席いただいた方々へのプレゼントで喜ばれたのは『竹鶴』ウヰスキーと竹鶴政孝氏の生涯を綴った文庫本のセットだった。丁度NHKドラマ『マッサン』で竹鶴ブームの最中だった。この場合、決して『高かったでしょう?』と、お世辞は言われなかったが『話題性のモノ』のジャンルでタイミングよく『嬉しい!』と大変喜んでいただいた。

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低燃費の三気筒ツインパワー・ターボ

petrol-3cyl-engine-02一昨日午後、大雨の中を新しい社用車BMW218i アクティブツアラーを受け取りにディーラーさんに行った。長い間、ともに行動してくれた僕のBMW116 i との本当の別れの日でもあったのだが・・・。クルマを替える時のいつもの僕には珍しく、今回は社の立体駐車場に入るか否かで試乗車を一度借りて乗っていた。高さ制限1550mmの立体駐車場にピッタリ入ったのでこのミニバンに決めた。これまで長年個人車を仕事のために使っていたが、はじめて社用車を僕専用に使える事になった。個人的にはMINIも入れてBMW車だけでも、このクルマで6台目になる。今更ながら長年付き合ってくれた116 i には大変申し訳ないが、フィーリングは、極端に言えば、これまでのBMWとトヨタ車の違い?位に感じた。1500ccで3気筒のツイン・パワー・ターボ・エンジンは最近のMINIと同じ方式だ。軽い吹き上がりで加速感も十分だ。排気量を競っていた時代は終わりを告げ、パワフルで燃費のいいクルマが主流となった証だ。勿論アイドリング・ストップや、人にも反応するエマージェンシー・ブレーキやルームミラー式ETCやナビも付いている。オプションでナビに映像化されるバックセンサーもフォグランプも付いていてこれ以上欲しいものと言えば、ドライブレコーダーくらいだ。数年前からBMWに共通しているブレーキ・エネルギー回生システムも採用されていて、アクセル・ペダルから足を離し、またはブレーキングする間に捨てられていた運動エネルギーを、電力として回収する。但しバッテリーが十分に充電されている場合は加速時に発電を止めてバッテリーに蓄えた電力だけ使用してエンジンの負担を減らしパワーを失わずに燃料消費を抑える。緊急時には自動通信システムが全車標準装備でセンターから問いかけたり、こちらからSOSを伝えたり、閉じ込められ事故から脱出しやすい装置とか、車線逸脱警告をハンドルに伝えたり、ハンドルにラジオや電話などのスイッチが付いていたり、ブルートゥース(無線)でハンドフリーの携帯電話を使えたり、ただのクルマではない。まるで一昔前の007並みみだ。クルマの進化はこれまでで一番長く乗った7年間で大きく変っていた。デビューしたての今度の218i アクティブツアラーは5人乗りだが、何でもウワサでは、近々7人乗りの『グランドツアラー』(6月ころ?)も登場するらしい。僕は荷物を積むことが多いが、7人乗りもキャンプなどのレジャーには重宝するのではないだろうか。

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爪を隠している人はいませんか?

鷹「脳ある鷹は爪隠す」・・・ちょっと怖い例えだ。頭のいい鷹は自分を狩人であることを隠しているわけだから・・・。脳と言えば皆んな同じものを持っていながら違うことを思いついたり考えたりするように思えるが、大差は無いのではないかと思う。関心を持つ対象や、問題意識の有る無しなど置かれた環境で変わるのだろう。例えばプランナー、デザイナー、コピーライター、総務の女性社員の4人が居たとしよう。同時に素晴らしいアイディアを求められたと仮定して、素晴らしいアイディアを発想する人は誰か?予測はつくだろうか?これは多分プランナーかデザイナーかコピーライターと答えるのが模範解答だが、既成概念で考えれば、それが無難かも知れない。が、しかし総務の女性にはプロを自称する前者たちには考えもつかなかった素晴らしいアイディアがあるかも知れないのだ。つまり彼女こそ「脳ある鷹」、素晴らしいアイディアを求めるなら、今一度、隠した爪の持ち主も普段から観察する事だ。・・・でもセクハラには十分ご注意を!鋭い爪で大ケガしますから。

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変態と花粉症?

春の訪れとともに「変態?」と「花粉症」到来だ。昨日、小学生から聞いたが、下半身丸出しでパンツを被った男は、もう近くに現れたらしい。本州では杉花粉が飛び、街はマスクの人ばかりが行き交う季節だ。一方、北海道の花粉は白樺の花が落ちる6月まで続き、いたる所でクシャミが聞こえる。変態は別にして、花粉症が騒がれ始めたのはいつからだろう?昔は無かったような気がする。現代人の体質が変ったのか?それとも植物の方が強くなったのか?僕が小さな頃は杉が密集する田舎で花粉症の元凶の「杉の実」で遊んでいた。子供達は竹の細い部分を筒状に切り取り、ポケットから杉の実を取り出して一方に詰め、長い針金で押し込み、また杉の実を詰めて針金で作った道具で押し、空気圧で杉の実を勢い良く飛ばす「杉鉄砲」を作り、パチン!パチン!と撃ち合って楽しく遊んだものだ。そんな僕が発射した弾が相手の子の耳の穴に入って取れなくなり大騒ぎになったこともあった。今、思えば、花粉など考えもしなかったし、花粉症なる症状など全く無かった。当時の杉の実がおとなしかったのか?当時の子供たちが強かったのか?今の東京でこんな遊びをしたら顰蹙を買うだろう。子供とは言え、たちまち非難されるに違いない。最後に、むしろ「花粉」より「変態」の方が要注意では?・・・誰です?僕の噂をしているのは?今、二回ほどクシャミが出ましたよ。

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失敗の責任!成功のお手柄!「リーダー理想像?」

「あの人は買わないだろう」、「あの地区ではウケないだろう」、「あの新聞に掲載しても効果ないだろう」、などなどさまざまな憶測でモノを言い、判断する人がいる。もしも、これが組織の上司の方なら部下の方々は皆んな挙って「そうですね~!」と相槌を打つのだろう。例え、そうは思わない人達も同調してしまう構図「不和雷同」現象が多く見受けられる。プレゼンテーションの場でも同じで、最初に意見を出すのは大抵上の役職の人。「その一言」を待っていたかのように、堰を切って、さらにフォローする部下の方々までいたりして、一同に首を縦に振る YES MAN。つまりトップの思考次第と言う訳で、邪道とは言え、売り上げ獲得のための常等手段とばかりに、トップの個人的思考を探り出し、獲得のための策案を提出する場合もある。 但し、ここでの採用案が成功するとは限らない。もし失敗に終わればトップの意見が問われるべきだが?そうはならない。当然ながら提案した者に責任転嫁されるから危険だ。同じケースでも、トップの意見が正しい事もある。企業のリーダーは常に自社の利益を考え冷静な目で独自の判断を下せるからだ。この場合の独断はその人独特の一種の「感」的なもので、長年の経験値から生まれるものなのだろう。「これは売れる!」、「これはウケる!」、「この広告は、効果があるだろう!」などと判断を下す事が出来れば、僕たちも言うことはない。今回の地方選挙でも大方の予想からも外れずに、無難な結果が出たようだ。革新的なものを求めていながら保守派に投票してしまう、このように「右に~習え!」の構図はあらゆるところで見受けられ、新しい事に対し「前例が無い!」の一言で片付けられてしまう。前例が無い事が「新しい事」であり、前例が無いから試す価値があるのだが、「もし、失敗したら・・・?」、臆病な決定権者には、今の自分の立場と自分の近い将来など個人的な足元しか見えないのだろう。しかし「もし、成功したら?」、独自の発想で成功に導いたと吹聴するのだろうか?地域社会や企業の将来を担うリーダーには新しい発想も支持していただきたい。

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