日本語と同音異句?

日本語には同音異句が多い。例えば、「書き」、「描き」、「下記」、「柿」、「牡蠣」、「夏季」、「花器」、「火気」、「欠き」、「垣」、「掻き」。同じ音で、ほんの僅かなイントネーションの違いや使う場によって、これだけ意味も違ってくる。また関西と関東、沖縄や九州、東北、北海道など地域によっても言い方が違う。狭い日本列島の中で、同じ日本語で、これだけ複雑な使い分けをしているが、俳句や川柳や落語や小話やダジャレには好都合なこともある。二つ以上の意味のある言葉を一言で掛ける事ができるし、話せるからだ。日本人には理解できるが、果たして外国人には通用するのか。小話やジョークを英訳したいのだが、翻訳したとしても、外国人にウケるかどうか?悩んでいる。「隣に垣根が出来たんだってね?」、「へ~ぃ?」。外国人「???・・・」。

カテゴリー: 小話フラッシュ | コメントする

「書き言葉」と「話し言葉」

一昨日は土曜日と重なった「春分の日」、その名の通り雪解けの斜面には「蕗の薹」も顔を出した。例年に無く暖かく、早い春の訪れだ。庭の雪割りで一汗かいてシャワーで汗を流し、散髪でさっぱりする事にした。家族からは「大型ショッピング・モールにある安くて早い理容店に行ったら?」と言われていたが、やっぱり行きつけの「理髪店」に行ってしまう。目的は「散髪」そのものより「対話」する楽しみだ。理髪店の店主は地域の情報収集家でもあるからだ。彼の話し言葉と表現は、いつも変らず「親しき仲にも対顧客」を意識しているから心地良いのだろう。この日は、先客が一名居たので待ち時間を計算して、タブレットと栄養ドリンクを一本持って店に入った。店主が「これ、渡し忘れていました」と、マフラーを差し出した。無くしたと思っていた僕のお気に入りのマフラーだ。あの寒い冬は過ぎたが諦めていた物が見つかり、いい一日になる予感がした。散髪を終え、仕事先数軒に顔を出し、社にも立ち寄り、夕方、さぁ友人に逢いに行こうとメールを入れて向かったが、何か変に予感がしてメールを見ると、何と「来ないで欲しい」と。事情を知るまでやや一方通行のメールで確かめた結果、前日の僕の言動が原因だとわかった。その時の僕は『明日は忙しいからっ!』とか、質問に対しても答えなかったと言うのだ。忙しいのは事実だったが、言葉の表現が相手の心を傷つけてしまった。素直に謝ったが、暫くは許して貰えないだろう。「親しき仲にも礼儀あり」とは良く言ったもので、親しいだけに言いたい放題になりがち。仕事上、広告制作でも、「書き言葉の表現」は大切に扱うが、普段の生活の中で、つい忘れがちなのは、無意識な「話し言葉の表現」ではないかと、改めて思い知らされた一日だった。「良き日も悪しき日も自分次第」

カテゴリー: 小話フラッシュ | コメントする

選抜高校野球「春の甲子園」

今年も昨日から、「春の選抜」甲子園の高校野球が始まった。僕たちも高校時代は音楽部のブラスバンドで県大会の応援に行ったものだ。強い日差しの下で必死の応援も空しく、我が母校は残念ながら甲子園には行けなかった。社会人になって広告代理店に勤務し、「春の選抜」の応援企画を立てて、地元企業の協賛をお願いし、出場校の応援小旗を1000本作って甲子園に乗り込んだものだ。TVでは見ていたが、初めて見る本当の甲子園のスタンドで、出場校のスクール・カラーで染め抜いた応援小旗を配った。甲子園に向かったあの時の、阪神電鉄沿線の大震災の爪痕が今も忘れられない。

カテゴリー: 小話フラッシュ | コメントする

桂米朝さんへ「ありがとう!」

生涯を通して上方落語を再興した「桂米朝さん」が亡くなられた。確か僕が大阪に居た頃だったかラジオ番組を持っていたように記憶している。大阪弁の落語は聴きにくいものも多いが、米朝さんは言葉がはっきりしていて聞きやすく、古典を現代風にアレンジしてくれたのでわかりやすかった。大阪にいて大阪弁に抵抗していた僕にも、米朝さんの大阪弁は心地よかった。あの頃いつもラジオを聴くのが楽しみだった。「ありがとう米朝さん、お疲れ様でした。今度はあちらの人たちを笑わせてあげてくださいね。多分お足はもらえないと思いますが?きっと拍手はありますよ。」お後がよろしいようで。

カテゴリー: 小話フラッシュ | 1件のコメント

夢の続き「僕と同じ夢?」

なんと、僕と同じ夢を見た人がいた。昨日の夜、眠ったとたんに金縛り状態に陥ったらしい。そして僕が最後に見た「L字タイプ」の夢を見たと言うのだ。僕と違うところは、耳鳴りはしなかった事と、身体が浮かなかった事と、身体が重いと思ってみたら布団の上に「黒猫と白猫」が座っていたと言う。招き猫?それとも毛沢東語録に登場する「黒い猫も、白い猫も、鼠を獲る猫はいい猫だ」の猫達か?不思議だ。僕の夢の話はしたが、まさか僕以外にそんな夢を見れる人は居ないと自負していたのに、僕の夢より進化しているから悔しい!今夜あたり、またあの素晴らしい夢と出会えないだろうか。タブレットを枕元に置いて、今度こそカメラ機能で「あの夢」の動画を撮って見たい。もう日付変更線のシンデレラタイム。明日も忙しいから早寝早起き。

カテゴリー: 未分類 | コメントする