インターネット文化塾(17)「機械は正しい!」

「おかしい?おかしい?このパソコン変?」と、PCに向かってブツブツ独り言をつぶやいている人がいる。例えばEメール「おかしいなぁ?聞いたアドレスに何度送信しても行かないんだよなぁ?」そんな場合は自分は正しいが、Eメールアドレスを間違って教えられたと思い込むことが多い。電話で聞いたお相手のアドレスを復唱までして確認したのに届かないなどと言う事は先ず無いと思うから、僕は「アドレスのスペール間違いじゃあないの?」と言ってあげる。よく見ればやはり間違っている場合がほとんどだ。お相手のせいでもパソコンのせいでも無く、自分のせいなのだ。「PCを疑う前に自らを疑え!」だ。機械ほど正しいものはない。

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httpとhttps(ショッピングサイトの作り方2)

一般的なサイトのアドレスには、「http」と「https」という2種類があります。このうちhttpのほうはセキュリティのないサイト、httpsのほうは、暗号化されていてセキュリティのあるサイトをあらわしています。
暗号化というのは、サイトがあるサーバーと、自分のPCの間の情報のやりとりが暗号化されて、途中で覗き見されても内容が分からないようになっているという意味です。httpサイトの情報は暗号化されませんが、もともと公開されているページの内容ですから、途中で覗き見されても問題はありません。むしろ、暗号化のためにサーバーに余計な負荷がかからないほうがいい場合も多いでしょう。また、サイトにウィルスがあった場合、暗号化してなければ経由する途中のサーバーがはじくことがありますが、暗号化されていれば、とりあえずPCの中までノーチェックで入ってきます。

ただし個人情報の入力画面で、こちらから相手への情報送信する場合などは、暗号化されている必要があります。そこで多くのサイトが、閲覧するだけのページはhttp、注文ページなどの個人情報を入力する画面は、httpsのアドレスになっています。
httpsだからと言って、どんな場合でも安全とは言えません。暗号化されるのは通信の中身だけで、サーバー自体が信頼できなければ、危険であることは同じです。そのため、httpsサイトを作る企業などは、自分のサーバーを公的な機関に登録し、そこから電子的な証明書を受け取ってhttpsを使うサーバーに設置します。これで訪問者は、見ているサイトが成りすましなどではなく、証明書を持つ者に他ならないことが分かります。

ここまではhttpsやサーバー認証についての一般的な説明で、自分でショッピングサイトを低コストで設置する場合などについては、別な方向からの説明が必要です。
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インターネット文化塾(16)「タブレットかスマホか?」

タブレットPCだが、僕も使うまでは画面も小さく「仕事には使えない」などと思っていた一人だが、最近のウインドウズ版などは通常のPCと変らない。僕は細かな仕事上ブルートゥース(無線)の小型マウスを鞄に入れているが、通常はタッチ画面が使えるので指で十分だ。絵を描いたりの作業時には付属のペンを使うが、それ以外は画面移動も拡大もすべて指の操作で簡単。こんな画期的で便利なPC?は、あらゆる分野でもっと使って欲しいと思う。特別な制作ソフトなど不要なら価格も廉価版を選べば、一般のノートPCやスマホよりもはるかに安い。しかもネットにつなげばスカイプなどでリアルタイムな格安料金で映像通話ができる。またはチャットもできる。一方スマホでは画面の大型化が流行。i Phone 6 などは小型タブレットを連想するくらいの大画面だ。i Phone 6に限らず、どのスマホでもダウンロードさえすればエクセルやワードなども開くからタブレットやPCが無くても困らないと言う人も居る。i Phone は使いやすいと聞く。が、ワンセグTVは見れない難点はあるが、最近では子供達でさえもピアノの鍵盤やギターのアプリで音楽演奏を楽しんだり、使いこなしている。最近のニューモデルは10万円前後の高額で、ノートPCも顔負けの価格だが、スマホの販売方式は2年縛りの分割支払契約なので、価格を気にしないで購入する人が多い。通信機器は身の回りに溢れてきているが、機器の所有で流行に乗じて安心を得るのもいいのだが、利用方法に重点を置かなければ全く意味がないと思う。

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インターネット文化塾(15)『スカイプ』でディスカッション?

『フエースブック』、『ライン』、などSNSをほとんどの人が利用している。急速なスマホの普及が主な原因と思うが、個人情報を警戒する風潮とは全く逆行している。利用者は誠実な人も居れば、スキあらば『悪さ』を考える者も大勢居る。無防備な情報交換は、本当の相手が見えないだけあって危険だ。現に、最近の事件などを振り返れば『ライン』などが使われているケースが多い。『ライン』などが悪い訳はなく、無防備な個人情報提供や軽い気持ちの文字での会話が、短い文書だけに誤解を招いたり、相手に都合の良い解釈をされたりする結果が事件につながったりする。『フェースブック』などは、ビジネスにつなげたり、友達を増やしたい願望を自己紹介を基本としてお互いの共通点や話題でつなげて行く。だが、ビジネス目的ならまだしも、友達をそんなに増やす事が重要かと疑問にも思うし『本当の友達』を持つほうが、はるかに大切だと思う。『見えない友達』などと本音で会話は出来ない。たとえSNSでも『友達』は選ばなければならないし、個人情報のばら撒きは危険を呼び込む結果にもなり兼ねない。特に純粋な子供達にスマホを持たせている大人たちは注意してあげて欲しい。僕は『スカイプ』で顔を見ながらの交信のほうが「なりすまし」被害にも逢わず、安全ではないかと思うし、仕事仲間とのディスカッションなどにも十分利用できる。

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『小言コウベイ』増殖中!

悪い事は悪い、いい事はいいとハッキリ言うのは良いとして、誰でも歳を重ねるごとに『小言』が多くなるのは否めない。特に自分より若い人に対しての『小言』は多くなる。そんな時、僕は、彼ら彼女らの年齢の時の自分を振り返る事にしている。すると意外にも自分のほうが酷かった事に気づくことがある。文章でも、メールでも、自分の世界に入り込んでしまって最初から最後まであらゆることを見下した『小言』で終ってしまう人の文章は『長く』、『硬く』、『くどく』、『つまらない』と思う。『文章』や『メールや会話』をする場合も時には『笑いやジョーク』、『落ち』がなければ退屈だ。さらに、一方的に『読んだ?読んでくれた?』とか、『そうでしょう!そうだろう!そう思わない?』 と、半強制的に同意を促されたり、押し付けられたりされればされるほど嫌気がさすものだ。広告のコピーや普段のコミュニケーションにも『冗談』や『笑い』があったり『落ち』があったりしてこそ、初めて心が開かれる。これからも『小言』を言う前に、自分とも照らしながら、もっと寛大にならなければならないと、つくづく思う今日この頃、高齢化社会で『小言コウベイ』が増殖傾向にあるが、我々も今一度『反省~!』。

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