インターネット文化塾(10)「受身から発信へ!(ネットと共存)」

先の投稿で、シニアのPC活用をお薦めすることをお話したが、年金受給年齢到達者が勤務するにしても、在宅にしても『ネットビジネス』を構築できれば現代社会はもっと発展するに違いない。小泉政権時には「郵政改革」、今、またアベノミクスの一環と「農協改革」が始まった。農業団体がTPPに反対したことも大きな要因ではあるが、良かれ悪しかれ時代は目まぐるしく変わる。流通も「問屋や農協などを介さない」、メーカーも「小売をする」。利権で伝票だけの商売や天下りの受け皿も前世紀の遺物となってきた。一方ネットの世界では既に改革はリアルタイムに何度も行われているし、これからも行われていく。年金受給者のシニアたちもPCから「受身」で情報を得るだけでなく、情報を「発信」しながら「社会参加」し、社会貢献していかなければならない時代だと思う。

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危険な時計

10:10になると...
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これまでの介護現場。(あなたの奴隷?じゃあ無い)

僕の家族も介護に深く関わっている。初期の介護の世界では介護認定の軽度ランク1から重度ランク5までのうち1~2の利用者の中には、疑問に思う人たちもいた。僕もボランティアで少し手伝った経験からだが、その時からお年寄りのイメージが大きく変わってしまった。理由は、意外に元気すぎる人が多かった事だ。「動けるのに動かない人」、「出来るのにやらない人」、みんな同じく「口だけは特に元気」だった。中には「とても優しい人」、「素敵なお年寄り」もいたが、僕が気になったのは、前者の利用者で、ホームヘルパーやボランティアを、まるで女中さんか奴隷のようにこき使い、態度は横柄で感謝の気持ちなど更々ないと思える人達だ。介護認定されれば安い利用料で掃除やら身の回りの片付けなどを他人にさせることが出来ると誤った考えをした人達が意外に多かったのだ。例えば、お年寄りの住宅の除雪ボランティアに、BMWのセダンに除雪道具をいろいろ積み込んで一人で或るお宅へ出かけた時の話だが、道路から玄関まで10数メートル、積雪量は1メートル以上もあった。ママさんダンプで道路の向こうの空き地に雪を運ぶ作業を一人で黙々と続けていると、1時間近くして玄関の扉を開けた60代後半から70代前半のおばあさんが『まだ終わっていないの・・・?』と冷酷に。さらに『屋根雪も下ろしてね!』と。汗だくの僕は『屋根は業者さんにお願いしていただけますか』と丁重にお断りした。こんな例は僅かな間に何度も経験したが、最近では国も介護認定ランク3以上を要介護対象としている。介護認定1~2のあの『動ける』、『出来る』、『働ける』、『口も元気』な人たちは今、どうしているのだろう?そしてあの時、介護の世界からどれだけのヘルパーの人達が去って行ったのだろうか?

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左手マウスのすすめ!?

僕は右利きだが、極力左手を使うことにしている。PCのマウスも慣れれば左手が便利だ。肩こりもなく、手を離さずに右手で絶えずキーボードを打てる利点がある。何でもプログラマーは皆そうだと後で聞いた。僕が左手をよく使うようになったのには理由がある。PCが出現する前、デザイン作業は、「筆」や「ペン」、「烏口」、「コンパス」などすべて右手主体の作業だった。手作業時代は、家に帰っても、家族が就寝中も夜を徹しての作業が多かった。そんな或る日の夜、疲れて仮眠にと子供のベッドに潜り込んで寝てしまった。朝、気づくと幼い息子に腕枕をしていたらしく右腕がシビレていた。会社でもシビレていたが日に日に悪化。地下鉄の切符販売機でコインを入れる事ができずに落としたり、筆記用具も持てなくなった。右腕が命のデザインの仕事、絶体絶命の危機!そんな時、痔の手術で入院中の友人のお見舞いに行った時、その病院の近くに名医が居ると言う話を聞いていた事を思い出した。その時の友人や同室の患者さん達の話に寄れば『九州あたりからも患者が来る』とか、『トーナメントで来道のプロ・ゴルファーも来る』とか、『ギックリ腰の人が診察室でギャア!と叫んだあとシャキッ!として歩いて帰った』とか信じられないエピソードをいくつも聞かされていたからだ。それに『怖い娘看護婦と奥さん看護婦長、おっかない院長先生が居る』とも聞いてはいたが、木造平屋の質素な医院を訪ねると、聞きしに勝る怖い形相で受付の娘看護婦が『いつからですか?!』、と。僕『え~と、いつでしたっけ・・・2~3日?』、娘看護婦『分からないんですか!?ハッキリしてください!』、僕『ハ、ハイッ!3日前です!』。マキストーブのある待合室には無言の患者さん達が聞き耳を立てて居た。僕のすぐ後に、初めてらしい女性の患者さんが受付に来た。待合室の寡黙な患者達は、僕も含めて一斉に耳を欹てていると、娘看護婦『化粧落としてください!症状はいつからですか!』と期待通りの怖い受付の洗礼が始まると待合室の患者さんたちは顔を見合わせ『暗黙の会話』を交わしていた。しばらくして僕が呼ばれて恐る恐る診察室へ。般若のような、もっと怖い長身の海軍将校風の白衣の院長が僕の話を少し聞いただけで何の説明もせず、診察台で首のレントゲンを撮ると言う。その後、椅子に座った僕の背後に回り、いきなり首を「ゴキッ!ゴキッ!」と引っ張りあげた。驚いた事に、この治療で一週間目に、海軍将校風院長『君は、治ってるよ!』、僕『まだ手が挙がらないんですが・・』、海軍将校風院長『君は度胸がないんだよ!』、僕『本当に挙がりませんから?もう、来ません!』と、家に帰った途端、腕が挙がってしまったのだ。海運将校にお侘びを言わなければと思いつつ恥ずかしくて顔を出せなくなった僕は、大工の棟梁や主婦や、大学教授など数人にその医院を紹介した。みんな娘看護婦と海軍将校院長には驚いていたが、僕の事前情報で覚悟していたらしい。紹介した全員が完治した。あの時の僕は、通院中もあきらめて必死に左手で箸を持ち、左手に筆を縛って訓練したものだ。その時思ったのは『もっと早く左手を使えるように訓練しておけば良かった』と。その後は、左手で色紙に短歌を書いてみたり、イラストを描いてみたりしたが、これがまた味のある筆跡で自分でも気に入っている。PCの時代になり、筆に代わった慣れないマウス作業に肩がこった僕は、すぐさま『左手マウス』を実践。今では肩こり知らずで3台のPCの前で効率よく作業している。右利きの人に絶対お薦めのお話です。ちなみに、当時は海軍将校院長は午後は北大病院に行っていたそうな。海軍将校院長も怖い娘看護婦も、怖い奥様婦長も廃業後は優しくなったのだろうか?その後の僕は、首の痛みを感じた時には、ソファーの背もたれに顎を当てたり、顎枕など自分流で工夫しながら頚椎の治療をやっている。あの時の名医『海軍将校院長』は今も、おっかない顔のまんまで僕の心の中に居る。

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増殖するサイボーグ系!(サービス業の現状)

サービス業と言えば、僕たち広告業も含まれるが、ここで言うサービス業は接客業とでも分類したほうが分かりやすいかも知れない。先日、友人が行きつけのカラオケ店の系列店のスタッフ?の横柄な態度にご立腹で訳を聞くと『モンキリ調』で『早口』で、聞き返せばまた『早口』で『意味不明』しかも『嫌な顔』?らしい。おまけに久しぶりに遠来の客人と気持ちよく歌っている最中に急に部屋のドアを開けて、係の若い女性『もう、時間過ぎてますから超過料金になりますから!』と捨て台詞に、常連の友人『10分前に電話で知らせるのが決まりでしょ!』、係の若い女性『電話は必ずしてます!』、友人『来てないよ・・・?』、係の若い女性『そんなことはありません!』と反論。楽しいはずの娯楽が一変してしまったと言う。また次の日、誤操作なのかメール受信できなくなった携帯電話を商業施設内の携帯電話ショップに持って行った時の事、初めて行った店内には客も少なく相談カウンターの4つの椅子のうち一つが空いていて、接客していない男性スタッフが一人いたので椅子に近づくと、係の若い男性『受付票をお願いします』、友人『どこ?』、係の若い男性『壁のところです』、友人『壁・・・?』、係の若い男性『・・・?』無視。カウンターに居た親切なお客さんが見るに見かねて『そこですよ~』と笑顔で教えてくれたらしい。この友人は年配で今で言うガラケイ(二つ折りの携帯電話=ガラパゴス携帯???)派。物持ちよろしく機種変更しないで大切に使っているが、かと言って、年配だから、ガラケイだからと『お客様』に対して横柄な態度と、たかだか小さなショップ内で、お客に液晶画面で相談内容まで選択させて受付票を取らせ、待たせるなんて???まるで大銀行か?役所か?大病院か?・・・すべてが自分たちの勝手な流儀の押し付けではないのか?会社や本部のデータ管理のためパソコンが中心とは言え『お客様』を『様抜き顧客』扱いしてはいないか。カラオケ店の係の若い女性も携帯電話ショップの係の若い男性も、まるで接客サービスを手前勝手に実行しているのか、それとも会社ぐるみの教育なのか?携帯電話を生業としていながらガラケイと蔑んだり、危険なことに『親切心』や『感情』を無くし『サイボーグ化』している。サービス業の問題意識の低さは、正社員を置かないパートや派遣主義の社会構造にも問題があるのか。似た例では、自分勝手に偽装素材で無責任な料理を作る飲食店などにも僕たちは、知らず知らず行っているのではないだろうか?調理場をガラス越しに見せるレストランをTVで見たが、時代は良いほうに変化して欲しい。

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