僕の言葉遊び「格言・ことわざ集」

①「気軽に物事を頼む者は、決して返すことはない」(はじめから覚悟しておいたほうが賢明)
②「馬の耳にピアス」(キザな競走馬)
③「猫にご飯」(昔の猫)
④「犬も歩けば疲れる」(犬の高齢化)
⑤「猿も木が苦手」(現代っ子猿)
⑥「晴れた摩周湖」(きりがない)
⑦「草野球」(みっともない)
⑧「瀬川越路」(もうふぶき)
⑨「目には眼鏡を歯には入れ歯を」
⑩「旨い話には裏話がある」
⑪「雨降って爺固まる」
⑫「居候、三杯目に『オカワリあるの?』」

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省エネ型・重力エレベータ

高齢化社会といわれて久しいが、誰しもが年齢とともに筋力低下が進み、日常生活の中で時として「こわ~い」?と感じるようになる。特に買い物の荷物などを持っての階段の昇りは非常に大変で脚部や心臓などに障害等あれば危険でさえある。低層4階建てマンション等ではエレベータが無く、高齢者にとっては階段の昇りは大変な重労働になる。また階段を降りる場合では膝に負担が掛かり踏み外しや転落の危険性もある。そこで考えられるのが、昇りの場合には動力アシスト・モーターのスイッチを入れ、降りるときは重力だけで降りられる簡易エレベータである。しかも、降りるときの力を回生エネルギーとして電気に変えて蓄えることにより動力アシスト・モーターの駆動に使い、効率よく回生エネルギーを活用できるシステム。公共の電気にすべてを頼るのではなく、重力も上手に応用すれば、一般住宅や、4階建て以下の集合住宅でもエレベータは夢ではなくなるのではないだろうか。この場合事故をなくすためにも籠は1基にして、もう一方はウエイトの方式が良いのではないかと思う。この簡易エレベータの場合、高齢者や身体の不自由な方々をアシストするのが主目的のためスピードは必要としないが、危険回避のための安全装置や対策は別途必要ではある。

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ライバル車まで売った輸入車のトップ・セールス・・・編

また、またクルマ関連の昔話です。と或る輸入車販売ディーラーに全国トップの営業マンがいたそうな。彼はどの社員よりも早朝に出勤してデスク・ワークを済ませ、朝礼後どこかへ消えたんだそうな。彼の行き先を社員は誰一人知らなかったそうな。夕方帰社すると少しデスク・ワークをして意外にも早く帰る毎日だったそうな。しかし、彼の成績はいつもトップを走っていたそうな。後から判った事だが、彼は、朝から夕方帰社までの間と、退社後も、いろんな人と会っていたそうな。しかし彼は相手の話しを聞くだけで高級輸入車の押し売り的セールス・トークはしなかったそうな。ただ、お会いした方々が、今求めている情報を聞きだし、自分にできる限りの協力をしていたそうな。つまり、その方の友人にライバル車を欲しいと言う情報を聞けば、彼は躊躇無く知り合いのライバル車のセールス・マンを紹介し、また住宅を建てたいとの情報には知り合いのハウス・メーカーの営業マンを紹介。そのような毎日を送っていたその結果、協力してあげたライバル車のセールスマンやハウス・メーカーの彼らから、今度は自分の全く知らない新規のお客様を紹介して貰うことで、いつも悠々トップ・セールスの座にいたのだそうな。管理社会の今では昔話になりつつあるお話でした。

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クルマ屋さんがクルマ売らずに油売り・・・編

また、またクルマにまつわるお話です。昔、或る国産車販売ディーラーに僕が訪問した時の事、対応していただいた50代後半の次長さん。顔は厳ついが、意外にもなかなかの話好きの方でした。普段は他の方とはよくお話しましたが、この方と、この日は何と3時間もお話していただいたでしょうか。彼は自分からこう切り出しました。「僕は学歴もなくクルマのセールス一本で、今ようやく内勤の管理職になった今、大抵の事は知っているし、若い人にも経験からのアドバイスもできるようになった。これも営業先のお客様が自分をここまで育ててくれたんだよ。ありがたいね~。北大の教授には専門知識を教えられ、登山家には山の事を教えられ、砂利屋さんには砂利の事を、農家ではお米の事を、、、いろいろなジャンルの勉強をさせてもらいましたよ。」と。「最初の頃は、お話はしていただけてもクルマは売れず、会社からは油売っていないでクルマを売ってくれと言われてね~。しかし、一通り社会勉強が身についた頃から営業のコツが判って来ましたね。夫々のお客様の仕事の内容が理解できたと言うか、砂利を見て品質が判ったり、稲穂を見て収穫期や収穫量が判るようになったので、ちょっと踏み込んだ専門的な会話が弾むようになったんだよ。それからクルマも売れるようになったのさ。」と。

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クルマと身なりと若さ編・・・編

また、またクルマに関した?お話で。僕は不動産広告の走りから手がけていて札幌の初期のマンションや戸建ての広告のロケーション調査から写真撮影・広告制作・出稿まで、今で言うワン・ストップとか、つまり一人で全てこなしてきました。或るときはカメラマン、あるときはデザイナー、あるときは営業マン。つまり萬承りと言うことですね。日本最古の萬年社と言う広告代理店でしたから。そうそう、話が脱線しそうでした。不動産でした。札幌は一等地の宮の森に建った分譲マンションの販売広告に携わっていた時のお話です。あの辺は坪200万円もの地価でしたからバブルの後半に「億ション」と呼ばれた販売価格が1億円を越す分譲マンションのモデル・ハウスでのこと。土曜・日曜の誘客のための広告を掲載するわけで、当然お手伝いも兼ねて僕も現地に行っていました。来客も多く、見るからにそれ相応の方々が、それ相応の輸入車でやってきました。そんな或る土曜日の午後、国産のワンボックス・カーに幼稚園児1人と小学生2人のお子様を乗せたご夫婦5人家族がデニムのラフな身なりで近郊の市から訪れてきました。僕も含め、販売担当者の方も賑やかなご家族が来たなぁ程度に受け止めていました。これまでの経験上からは正直言って1億円以上のマンションの購入層には見えませんでした。が、お父さんが「いいね」と。お母さんが「いいわね」と。子供たちが「買ったら~」と。その場で成約です。よく聞けば医院経営のご家族で、お父さんは普段はメルセデス・ベンツだそうで、家族で一緒に行動するためのワンボックス・カーだと言うことが判りました。その翌日の日曜日に20代の若い女性と外国人男性が訪れました。こんな若い女性が億ションを?と考える暇もなく「気に入りました」とその場で成約。何でも遺産相続した方のようでした。若いからとか普段着とか車とか、人は見かけで判断できませんと言う教訓ですね。

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