5時に目覚めたら余震。

夕べから何事もなく今朝は熟睡して5時に起きると、途端にグラッと余震が来ました。速報で調べると震源地周辺は震度4でした。熊本の場合に、最初本震と思われていたのが実は余震で、その後本震らしき大きな揺れがあり、大きな被害にさらに追い打ちを掛けられた事例もありますから、現時点で終結に向かっていると決めつける事はできません。私たちが住む陸プレート上の活断層は把握しきれないほど有るようでいつ地殻変動がおきても不思議ではありません。むしろ平穏な日々が長く続く事のほうが不思議と思った方がよさそうです。断層のズレも毎日微妙に動いていて、長い間掛けて溜まったストレスが一気に跳ね上がって,地殻に大きな振動となって伝わって来るのでしょう。大きな振動が連鎖して他の活断層にも大きく影響して、震源地から離れた私たちの住宅近くでは道路の亀裂や液状化による泥流や、コンクリートの擁壁や塀能のひび割れや崩壊、地表の隆起や陥没など凄まじい力を見せつけました。思いもしなかった国道に大きな段差もありました。普段見えない地下の変動は殆ど知られておらず、これからの正確な予測も立てられません。現在発表されているのはすべて推測ですが、実際に起こり得る事と考えた方が賢明でしょうね。私たちはマグマの黄味を持つ卵の殻の上に暮らしているようなものですから。今回、一つだけ正確?な情報がありました。「5~6時間後に大きな揺れがあるかも知れない」と言う自衛隊筋からの情報でした。私たちには感じませんでしたが理由は大きな地鳴りでした。実際に数時間後に余震が起きました。大きなミミズがいたるところで這いだしていましたが、人間が単細胞生物とさげすむ彼ら?の方が遥かに予知能力があるようです。

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台風一過。その翌朝に大震災。

9月6日(木)午前3時8分、胆振地方中東部を震源とする最大深度7の大震災発生。揺れに目覚めて立ち上がった途端に住宅がきしみ音とともに大きく揺れ出して、子供たちは恐怖で泣き出す子もいましたが「泣いてる場合じゃない!早く服を着て1階に降りて靴を持ちなさい」と。停電になり、足元が危ないので、とっさに携帯の明かりで懐中電灯を何とか探し、4人の子供たちを玄関に近いリビングに集めました。幸い揺れはしばらくして治まったのですが、余震が必ず来るので、水筒に水を入れて各自に持たせ、必要なものをリュックに詰めさせました。水道とガスを確かめると我が家は大丈夫だったので、鍋や容器に水を汲み、浴槽にも8分程度の水を張り断水時に備えました。家族の避難所は清田区体育館と決めてから電気炊飯器の内窯でお米を研いで水加減をし、そのままガスコンロに掛けて鍋蓋をしてご飯を炊きイザとなればオニギリをと考えたのですが、簡単な朝食を取りました。近くのアパートに住む娘もすぐ隣の会社のプレハブが傾いたり、玄関先に陥没した穴が開いたりしたため我が家にやってきました。皆んなの携帯の充電量を確かめると、殆ど無く、私のクルマのシガーライターとUSBコネクターから2台ずつ充電。今度はクルマの燃料が心配になり近所のスタンドを探すと早朝から何処も車の行列でした。コンビニは人でごった返して食品類と飲料と日用品や乾電池はどの店も空っぽでした。我が家には冷蔵庫が3台あって食料は自力で賄えるので買い物は控えました。全道いっせいに停電となるとレジが使えない店やカードが使えないスタンド、CDコーナーで現金さえ下ろせません。それでもスーパーマーケットや大型店では開店前から長蛇の行列でした。水道管破裂による断水した方々や、マンションでポンプが作動しなくて水が出ない方々はポリタンクやバケツなど持参で近くの公園の水飲み場で水くみしていました。我が家は札幌市内で一番被害が大きかった清田区です。直ぐ近くで液状化による泥水噴出やマンホールの飛び出し、塀や路面の陥没や隆起、少し離れた箇所では住宅が傾きました。出社すると、駐車場は閉鎖、エレベーターは止まって階段を8階まで昇り疲れました。幸いデスクの書類がズレている程度でPCなど機器の被害はありませんでした。PCも使えず、とりあえずデータを保管していた外付HDだけを持ち出して来ました。先日のブログでは電話予約がアナログと書きましたが、インターネットどころか、今回は電話さえも使えなくなりました。日常いかに電気への依存度が高いかを改めて思い知らされました。

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セイコーマートのPOSレジシステム

今回の北海道大停電で、特に若い人たちから、コンビニが開いていて助かったというメッセージがSNSに書き込まれています。中でもセイコーマートが、停電中でも車から電源をとってレジを動かし買い物ができたこと、店内のイートインコーナーで温かいメニューが食べられたことに、感謝のメッセージが相次いでいました。

セイコーマートのPOSレジシステムは、他チェーンとは少々異なっていて、そのせいで車から電源をとっただけでレジが機能しました。他チェーンではレジは常時本部のサーバーと接続されていて、販売情報は即時に本部に送られます。本部ではリアルタイムの情報が手に入りますが、一方回線が切断されればレジそのものが動かなくなります。

これに対してセイコーマートのレジは、いわば1台のパソコンです。販売情報は一旦レジの中に蓄積され、一定時間ごとに本部からの呼び出しで販売情報が送信されます。このため常時接続されている必要がなく、車からでも電気が来れば、本部との通信ができてなくても販売ができます。そのためのケーブルが店舗に備えられていたそうです。

この「常時つながっていないパソコンレジ」のおかげで、セイコーマートでは他ではできないサービスも可能です。なかでも「セイコーマートクラブカード」は、登録された顧客が販売時に提示すると、会員特典やポイントが貯まるものですが、通常このタイプのカードは、店頭で申し込んでも一旦本部に情報が集められ、後日郵送されて来ますが、セイコーマートクラブカードは、申込時に店頭にあるカードのバーコートをスキャンし、申込書の情報を打ち込むだけでその場から有効になります。レジの中で、申込者の名前とバーコードを結びつければ登録は完了。お買い上げ情報と一緒にレジに蓄積しておき、あとからまとめて本部に送信されれば、発行まで何日も待たせる必要はないわけです。

また、買い物時にお店が必要なのはバーコード部分だけなので、通常のカードサイズのものの他に、小さなプラスチック片にバーコードだけ描かれた小さなストラップ状のカードもあります。バイクで北海道旅行の方は、最初のセイコーマートでクラブ会員に入会し、ツーリング中の買い物で使いながら持ち帰って記念にしているようです。
さらにカード紛失の際も、新しいカードを渡して、個人情報と新しいバーコードをレジに登録すれば、その瞬間から新カードに切り替わります。そして誰かに拾われたとしても、バーコードから読み取れるのは単なる記号なので、セキュリティ面でも優れています。

個人カードには磁気テープやICチップ内蔵などいくつか方法がありますが、バーコードが印刷されているだけでも、ほとんど同じ機能をもたせることができます。セイコーマートが、このようなコロンブスの卵的な顧客カードシステムを考え出せたのも、もともと卸売業が母胎なため、大量の商品のソーティングやピッキング作業で、バーコードの活用に慣れていたためだと言われています。

セイコーマートは、毎年のように顧客満足度日本一に選ばれていますが、その秘密は従業員の愛想の良さなどではなく、柔軟で店頭本意なレジ・ネットワークシステムにあります

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街路樹や看板の被害

台風一過で、青空さえ見せた今朝の街はあらゆるところで被害が出て居ました。大きな交通安全の看板塔が根こそぎ倒壊。あちこちの街路樹は根こそぎ倒れたり、途中で折れたりしていました。豊平区では電柱も倒壊して地域が停電に藻なりました。倒壊した街路樹や看板物の後始末に専門業者さんたちが朝から大忙しでした。私も深夜になぎ倒された葦簀の垣根の始末と庭や道路に散らかった樹木の葉や枝を掃除しました。隣家から我が家の裏庭に飛んできた小屋の屋根材を大きなビニール袋に入れてお隣の玄関先にお返ししてきました。あれだけの強風で我が家も揺れて、子どもたちも目を覚ましたと言うのに、マンションに住む人たちは全然知らないと言い、ぐっすり眠れたと言っていました。こんな時は頑丈な鉄筋か鉄骨造りやコンクリート住宅が安心ですね。TVでは関空が高潮で浸水したり橋脚にタンカーが激突して橋がズレたり、神戸港ではコンテナが高潮をかぶって火災まで起きていました。故郷の福井の若狭湾も直撃を受けたので、この前の台風で壊れた船がまた被害に遭ったのではないかと心配です。今朝は屋外イベントで小テントを設営したのですが、未だ時折風が強くウエイトだけでは危険なので撤収しました。明日は晴れそうです。

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台風21号

本州でも大被害をもたらした今回の台風は北海道にもやってきました。今日の午前2時~3時台の強風は住宅を揺らすほどの強風で、にわか作りの自宅の葦簀の囲いも簡単にへし折られてしまいました。余りに大きな風の音に子供たちも起き出して不安そうでしたが、今4時半には少し治まって来た様で、やっと就寝しました。心配なのは余市のリンゴ園のリンゴたちです。リンゴの木オーナーの企画を毎年行っていますが、今回のような強風は初めてで、とても心配です。明日にでも現地に問い合わせてみようかと思います。

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