71)インターネット文化塾。「達人」

ワープロや表計算ソフトは、仕事に欠くことのできないものですが、時に罪作りな場合もあります。とりわけ「達人」の場合。テクニックの限りをつくして凝ったレイアウトの文章を作るのは結構なのですが、ファイルをネットで送った場合、受け取り側で同じように見えているという保証はありません。同じビジネスソフトを使っても、バージョンの違いやWIN版かMAC版かの違い、OSのバージョンの違いや、通過したサーバーの種類などによって、デザインが変わってしまうことがあります。凝ったことをすればするほどその可能性が高くなり、得意になって送ったファイルが、受け手側では、いつもおかしなレイアウトで送ってくる人、でかたずけられている場合もあります。

特にお役所には、こういう「達人」が多いようです。そんなのが担当部署内での標準仕様としてまかり通っていて、業者にも送信していたとしても、業者は「お上」のなさることには口出しできません。へんてこりんなデザインだと思っても、内容が伝わればわざわざ猫の首に鈴をつけに行ったりはしません。いつまでも達人は達人のまま、下手したら世代交代しても、その遺産が受け継がれたりします。

先日そんな例に出くわしました。達人は”親切にも”空欄を埋めるだけでいい文書ファイルを作成し、業者に送ったのですが、穴埋めして戻ってきたものはレイアウト崩れ。違う環境で開いただけのことですが、苦心の”離れ業”の化けの皮が剥がれてしまったのです。なのに達人は、「余計なことをしないで、空欄を埋めるだけでいいのだ」とご立腹です。

そもそもこれらのソフトは、自分のプリンタで打ち出すところまでは保証されてますが、ファイルをインターネットで送ることは想定されていません。また、インターネットのマナーとして、これらのファイルはそのままメールに添付してはいけないとされています。これらのファイル形式は、メールに添付された場合ウイルスの偽装であることも多く、例え知人からのメールであっても、本文中に「添付しました」という言葉がなければ、絶対に開いてはいけないものです。また、社内サーバーやPCによっては、そういう添付ファイルを削除したり、警告を出す場合もあります。

実際のところは、本文では時候の挨拶だけで、「添付した」の一言もなく、ビジネスソフトのファイルを添付してくる、というようなことがまかり通ってます。顧客やお役所からの場合、怪しいと思っても、結局開かざるを得ないかもしれません。日本は科学的常識よりも立場が先行する社会ですので、立場が上に行けば行くほど、こういうことに注意を払うのが強者のつとめ、というふうに思ってもらいたいものです。

カテゴリー: インターネット | コメントする

70)インターネット文化塾 ネット激震!GDPRスタート

GDPRとは、2018年5月25日から施行される、EU諸国で暮らすすべての個人のプライバシーを保護するための法律です。EU内の法律とは言え、世界中のサイトにアクセスできるわけですから、実質的に世界中のサイトがその制約を受けると言われています。

具体的には、申込みフォームなどで個人情報を収集する場合には、GDPRに準拠した警告文や、収集した情報を来場者がいつでも削除できるシステムを用意しなければならない、というものだといわれています。さらに言えば、メールアドレスがわかるメールや、IPアドレスが記録されるWORDPRESSなどのブログ、さらにはGoogle AnalyticsなどもGDPRの規制の対象になるとも言われています。

どの程度徹底した運用がなされるか分かりませんが、大企業などでは、対応が始まっています。中には、業態的にGDPRに対応できないとして、サイトを閉鎖したところもあると聞きます。中小企業や個人のサイトはどこまで影響を受けるのか、そしてどんな対策を打てば良いのか。ほとんどわかっていませんが、注意が必要です。

カテゴリー: インターネット | コメントする

69)インターネット文化塾 スタートアップ企業の成功戦略事例集

スタートアップ企業の成功した戦略の例を、イギリスのマーケターJohn McElborough氏がまとめたものが、日本語記事になっていました。

https://gigazine.net/news/20180509-examples-of-growth-hacking-strategies/

これらの例では、ネット時代だからこそ商品やサービスそのものの内容を充実させ、ネットのサービスや技術だけに頼らず、直接の対面や口コミを重視するという特色があるように思われます。SNSが当たり前の社会だけに、消費者の心を掴むサービスやキャンペーンの情報は、従来以上に早く、広く拡散してゆくということでしょう。また、それにより広告費用を削減し、費用対効果を高めているのも特色です。戦略例は規模も業種もさまざまなものが51例も紹介されています。すぐにも役立つものが見つかるかもしれません

カテゴリー: インターネット, マーケティング | コメントする

全国各地の標準語。

北海道:したっけ=それではバイバイ。ザンギ=鳥の唐揚げ。ばくる=交換する。こわい=疲れた、あずましい=快適。ぼっこ=棒、まいどさん=こんにちは、おばんでした=こんばんは。行くべや=行こうよ。めんこい=かわいい。

青森県:め=うまい、美味しい
岩手県:あべ=行こう
宮城県:いきなり=大変、とても。「いきなりうまい!」。ジャス=体操着、ジャージ
秋田県:でかした=完成させる。「宿題、でかした」。
山形県:だっぺ=でしょう。
福島県:ごせやげる=腹が立つ
【関東・甲信越】
茨城県:ごじゃっぺ=いいかげん、でたらめ。
栃木県:だいじ=大丈夫。
群馬県:行ってみる=帰る、解散する。
埼玉県:なびる=塗る、こすりつける。
千葉県:あじょにもかじょにも=どうにもこうにも。しばち=火鉢。しばし=火箸。
東京都:おっかない=怖い。かたす=片づける。
神奈川県:横っちょ=横。「横入り」、割り込み。
新潟県:じょんのび=ゆっくりする、くつろぐ。
長野県:めたいけねーわ=もう全然だめだ。
山梨県:わにわにする=ふざける。
【北陸・東海】
富山県:きときと=新鮮、精力的なさま。
石川県:うまそな=元気そうな。
福井県:んでの~!=ごめんください~!。そやざ~=そうなのよ。あの~=会話の初めに必ず言う。これらは越前地方の言葉で敦賀から西は関西弁風になる。てなわん=気が強い。

岐阜県:机をつる=机を運ぶ

静岡県:いただきました=ごちそうさまでした
愛知県:トキントキンに=(鉛筆を)鋭く尖らせる。えびゃぁふらい=エビフライ。でぇりゃあ=とても。
三重県:つんどる=(電車など)混んでいる。
【近畿】
滋賀県:みずくさい=味が薄い。

京都府:あがる・さがる=北へ行く・南へ行く。
大阪府:シュッとした=細身、スタイリッシュ、ハンサムな。
兵庫県:じぶん=お前。
奈良県:なおす=片付ける、元に戻す。
和歌山県:ついて行く=自転車を押して行く。
近畿圏共通:フレッシュ=コーヒーミルク。三角座り=体育座り。モータープール=駐車場。コマ付き=補助輪付き自転車。
【中国】
鳥取県:きょてー=恐ろしい。
島根県:だんだん=どうも、ありがとう。
岡山県:ぼっけぇ=とても、すごい。「でーれー」も同じ意味。
広島県:たちまち=とりあえず。「たちまちビール」。
山口県:たわん=(手などが)届かない。
広島県、山口県共通:コロ付き=補助輪付き自転車。
【四国】
徳島県:えっとぶり=久しぶり。
香川県:お腹がおきる=満腹になる。
愛媛県:むつこい(むつごい)=脂っこい、濃い。
高知県:まけまけいっぱい=(コップに)あふれそうなほどいっぱい。
【九州・沖縄】
福岡県:こまめる=小銭に替える。7時前10分=6時50分の意。「10分前」を前10分と言う。
佐賀県:あってない=ない。
長崎県:やぜか=うっとうしい。
熊本県:あとぜき=ドアを閉めて出る。おひめさん=ものもらい。
大分県:離合する=車がすれ違う。
宮崎県:うんだもしたん=あらまぁ。
鹿児島県:はげー=ああ、まぁ、おや?。ラーフル=黒板消し
沖縄:あとからね=さよならバイバイ。

カテゴリー: 未分類 | コメントする

札幌ドーム。

久しぶりに、20日の金曜夜に、札幌ドームへ野球観戦に行ってきました。日ハム対ソフトバンク戦です。チケット3枚をオフイスのビルオーナーから頂いたので、双子の孫を連れて行きました。男の子は野球少年なので背番号11の大谷君のレプリカユニホームを着て少年野球チームのユニホームのズボンとストッキング姿にファイターズのキャップとグローブ持参です。女の子は応援グッズ持参です。残念ながら最上段の指定席で、選手たちも小さく背番号もやっと見える位でした。それでも、センター方向とライト方向に設置の大型ビジョン二基が選手のクローズアップ画像やあらゆる情報を表示してくれるので、観戦を楽しめました。その日は、日ハムはマルチネス投手が好投し、最終回に長身の若手ストッパーの石川投手に交代したのですが、さすがに昨年優勝チームのソフトバンクです。9回表に粘って、走者を出し、最後長打で、あわやホームランで逆転かとヒヤヒヤしましたが、フェンスぎりぎりでキャッチアウト。僅か1点差で日ハムが勝利しました。楽しいゲームでしたが、札幌ドームではなく、これが福岡のヤフードームや東京ドームだったら、間違いなく逆転されていたはずです。今シーズンの日ハムは、ストッパー役の投手陣の不安が課題ですね。今回の観戦はファウルボールもホームランボールも届かないほど遠い席でしたが、次回もし観戦するなら、せめてボールキャッチできる位グランドに近い前の席で観たいですね。それも勝つ試合なら楽しいですね。

カテゴリー: 未分類 | コメントする