新商品開発「冬の悪路で活躍する台車?」

街中で見かけるクロネコヤマトの配達風景も近年様変わりしている。それまでは街中に大きなトラックを路肩駐車して配達していたものを、最近では、混雑する道路事情や排気ガスの問題も含めてテント地様の生地で覆われた大型箱付きの比較的軽量そうな手押し台車で配達しているのを見かける。エコロジーをもじって「ネコロジー」と命名しているのが面白いし、好感が持てる。しかし乾燥路では良いが、冬の北海道などでは雪や氷でデコボコ・ツルツル路面で大変苦労しているように見受けられる。宅急便は今や、無くてはならない日常生活の中でも大切なサービスである。それだけに、どんな気象条件下においても配達員の作業負担軽減および安全かつスムーズな配達・集荷作業をして欲しいと考えた。特に冬の凸凹アイスバーンや圧雪道路では、手押し台車の小さな車輪が転がらずに突っかかり、直進性に難点がある。そこで台車の床下部分にスキーかソリの様な部品を取り付け、道路状況に応じて昇降させ、車輪走行またはスキー(またはソリ)で滑走させて移動する。昇降装置もシンプルかつ操作性・耐久性が求められる。コスト面からも複雑な装置だけは避けたい。せいぜい足踏みペダルやハンドル・グリップ・レバーなどの操作で昇降できるものが良い。車輪が自在に回転するように、有る程度自在に回転できるように取り付ける。この装置を取り付ければ、宅急便に限らずあらゆる場面で活用できる。例えば乾燥路面では台車停止状態にする際、スキー(またはソリ)でブレーキ代わりにも活用できる。素材はしなやかな塩ビ系かFRPか金属類か、実際場面に当てはめて選択する。

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