雪のトラブルは、隣接したお隣さんと気まずい関係にもなる。除雪の大変さを身にしみて感じている僕が以前から考えている北海道・東北・北陸・山陰など多雪地帯の住宅構造はこうだ。無落雪屋根もいいが、住宅に負担を掛けない切妻屋根で、勾配を強くして、雪が降る側から落ちる構造。住宅の周囲を側溝で囲み、その上を防錆処理塗装の鉄製グレーチング(格子)で覆う。落雪事故を無くすとともに、住宅の寿命も長持ちさせ、除雪の重労働からも開放される。寒冷地では基礎工事の際に凍結深度への対策として基礎部分にも断熱材使用など施工に工夫が必要。このアイディアのヒントは昔の城のお堀だが、H1.5m×W2mほどの側溝に屋根からの雪を貯め、住宅の天井部分に溜まりがちの余熱を循環利用して温風または温水などのヒーティング技術で徐々に融雪をする。または循環ポンプで流水溝にする方法もある。融水は、オーバー・フローした分を排水する。グレーチングはスキー場のロッジの階段などでもよく使用されている。北陸などでは高速道路に無数の穴が開いたパイプから噴出する水道水で融雪しているが、これも住宅周りの側溝と組み合わせれば北陸・山陰などの住宅には応用できると思う。また、夏場の炎天下では、流水溝から汲み上げた水を屋根に降らせれば蒸発時に屋根や住宅の輻射熱を奪ってくれ、快適な夏を過ごせると思う。できれば、北海道など積雪寒冷地か、他の多雪地域のハウスメーカーさんと商品開発してみたい。
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